" それ “ がいる森 ホワイトデー | 櫻葉への扉、妄想ブログ

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「ホワイトデー?」

「 うん、僕達がバレンタインでチョコレートをもらったでしょ そのお返しの日だよ 」
「 そっか ○○さんにもらった 」


「 僕は翔ちゃんにもらったから一緒に買いに行こうね  」
「 うん、雅紀にもチョコとイチゴとキスをもらった 」

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英二くんは気を使ってか今回はふたりでショピングモールへお買い物


数年前は手作りを作る人もいたけどやっぱり今は遠慮している それに僕も翔ちゃんもクッキーやケーキが大好き ○○さんからはダサい小物より ちょっといいお菓子がいいってバッサリ


お休みの前の仕事終わり


今回もそのコーナーへ行き自分達の食べたい物もお互いに選んで出た時だった



ぎゅううう


翔ちゃんが僕の後ろに隠れて抱きつく

...これって
以前僕の元奥さんの爽子が来た時と同じ



「 あの、覚えてますか? 」


30代前半くらいだろうか僕に隠れている翔ちゃんに話しかけている


先月チョコレートを販売していた女性


 何でいるの? 偶然?それとも翔ちゃんが買い物に来た時間帯にずっと待っていたのか 怖さより怒りが先だった
( 販売員さんがお客様に対してする訳がありません。妄想なのでご了承ください  )


翔ちゃんは僕に抱きついたまま離さない 英二くんがその出来事を教えてくれたから鈍感な僕でも分かる


「 すみませんお話出来ないですか? 」


翔ちゃんは小さく雅紀イヤって呟いてる あの男の時はオオカミに戻って僕を守ってくれた


争いたくない
無言で翔ちゃんの腰に手を回して歩き出す それでも着いて来るから1番近い出口に向かって振り返る


「 彼は僕のパートナーなんです 」
「 二度と近寄らないで下さいね 」


僕の冷たい視線のせいか 悔しそうに何か言いたそうな顔をして女性は去っていった


「 雅紀ありがとう香水臭かった 」


気にしながらもいつも通りコーヒーショップでお持ち帰りして車に乗り込みそのまま急いでショッピングモールを出る しばらく走らせて その間無言で翔ちゃんの手を握った


「 雅紀ごめんなさい 」
「 翔ちゃんが謝る事じゃないよ 」

「 覚えてないけど 気配で何となく 」
「 翔ちゃんがカッコイイからだよ 」
「 でもしばらくは行かないようにしようね 」


うん


やっぱり翔ちゃんはカッコイイ
周りの女性も男性も放っておけないよね
だけど僕の翔ちゃん
独占欲が強いって思われても これからは絶対僕の傍から離さないしお買い物も1人では行ったらダメだよ


「 はい、翔ちゃんどうぞ 」

お持ち帰りした期間限定のサクラとホイップ🌸を飲んですぐに翔ちゃんにキスをした


ホワイトデーキッスだね♡
キミがだいすき
甘いチョコよりも 
キャンディよりも
1番だいすき




櫻の葉の香りがほんのりした🌸 🍀




 


*店舗予約の為にフラゲは出来ませんが明日楽しみですグリーンハート 映画では淳一さんばかり観ていたので細かい所まで観たいです
結局淳一さんばかり見てしまう爆笑 楽しみましょうね🌳🍃