子供の頃
「マサ・・・食え」
婆と母ちゃんが居ない昼間 学校から帰ると食卓には真っ白な塩むすびが置いてある
普段は料理なんてしない 男は台所は入らないとその当時の頑固親父らしく躾に厳しく、でも俺と弟には優しい大好きなじいちゃん
少し塩気が強い不格好なおむすび
料理上手な婆はこんなおむすび 子供に食べさせないでって 爺を叱っていたけど 大好きなあの味
俺と弟は競走するように夢中で食べて じいちゃんもそんな俺達をニコニコ見ていた
だから塩むすびを食べる度に思い出すんだ・・・
そして日曜日の夕方
翔ちゃんといつも楽しみにしている相葉マナブを見ながら一緒に作った
ちょっといい粗塩と羽釜王子の羽釜が届いた。普段使い出来る炊飯器はそれなりの値段だったけど ピカピカのご飯が炊けて 翔ちゃんと喜んで味見ばっかりして笑い合う
こんな時間がしあわせ
ご飯を炊いた事がない翔ちゃんが感動していた
「3回しか握っちゃダメなんだね」
「い〜ち、にぃ〜、」
「さ〜ん」
「雅紀美味そう〜!上手だね!」
「翔ちゃんも上手だよ。美味しそうだよ」
(小峠さんお借りします)
「うまーっ!!」
真ん中の小さなおむすびがまた最高に美味しかった
ペロッ
翔ちゃんのほっぺに付いたご飯粒を取ってふたりで微笑む
当たり前がしあわせ
終わり
*
「櫻井く〜ん」
「しょ〜ちゃ〜ん♡」
「翔ちゃんって/////」
に、盛大にニヤついた1人です
櫻葉さんに風間さんお疲れ様でした!
閉会式を初めて最初から全部見ましたが
翔さんの分かりやすい解説
車イスに乗る練習からする事にハッとしました。努力しているとか簡単に言えないですね
無事に終わってひとまず安心しました
相葉さん素敵でした