先僕パロディ
私の勝手な妄想です
「しょうちゃん、大好き･･･」
「雅紀･･･俺の方が大好きだよ」
今夜も甘い夜
僕達は何回も体を重ねた
目覚めたら隣に翔ちゃんがいない
寝相が悪い翔ちゃんだけど 探してもどこにもいない 普通ならトイレかな？って気にしないのに
僕は慌てて起き上がって
「翔ちゃん！！」
「翔ちゃん！！何処？」
キッチンからコーヒーのいい香りと共に翔ちゃんが優しい笑顔で振り向いた
逞しい胸に飛び込んで
「起きたら翔ちゃんがいなくて不安だったよ」
僕の髪を撫でながら
「ごめんね 雅紀に無理させたから せめてゆっくり寝てもらいたくて」
ギュッと抱きしめてくれる
もう僕は翔ちゃんがいないとダメなんだよ。出会う前には戻れない
愛されることに苦しいくらい 愛すること
翔ちゃんだからだよ
コーヒーを飲みながら
「雅紀、今日買い物行こうよ」
「うん！うれしい」
そう言えばおおちゃんの別荘は 快適に過ごせるけど散歩と釣りしかしてない
翔ちゃんの運転でお買い物楽しいね
お土産屋さんの中に
青い海と 防波堤 テトラポット
僕達が釣りをした場所にそっくりなスノードームがあった
「うわぁ･･･綺麗だね」
翔ちゃんにどうしても 僕にプレゼントさせて欲しいってお願いして買った
「また雅紀との思い出が出来てうれしいよ」僕もうれしい
翔ちゃんと色違いのキーホルダー
後でニノにダサって言われたけど 気にしないもん
Theお土産って感じのお菓子を ニノとおおちゃんに買ったり ご当地グルメを食べたり 翔ちゃんと恋人同士になって 堂々と買い物するのも初めて
「あっ！デートだな」
僕の手をしっかり握った翔ちゃんが微笑む
「本当だ♡デートだね」
握り返した僕は しあわせなデートの時間を楽しんだ
「ただいまー」
続く