先僕パロディ
私の勝手な妄想です



隣で今まで可愛い顔でご飯食べていたのに 急に真剣な顔
「そうは言っても平日だけで週末はここでみんなといたい 」
僕の答えは決まっている
「はい、よろしくお願いします」
「ありがとう雅紀」
またふたりで手を取り合っていたら
ご飯冷めるから先に食べなさいと ニノに言われて くっついて食べる
「相葉ちゃんを嫁に出すみたいだな」
おおちゃんの一言がうれしくて 気が早いよと恥ずかしかった
すごく早い展開だけど 翔ちゃんと一緒にいたい 離れたくない そう思うのも 翔ちゃんだからだよ
翔ちゃんのお家に行く最低限の荷造りをしていた
学校が休みだからと言っても仕事はある
翔ちゃんは真剣にパソコンに向かっている 僕はチラッと見ては
その真剣な眼差しにドキドキしていた
翔ちゃんかっこいい♡
「翔ちゃん コーヒー置いておくね」
「ありがとう」
ひと息ついて優しい笑顔の翔ちゃん
「雅紀は先生の仕事好き?」
「好きだよ 特に分からない問題が 分かった時の生徒の笑顔でしょ」
「部活で頑張っている姿・・・」
そのまま言葉を詰まらせていたら
「雅紀は良い先生だな」
翔ちゃんの優しい手で僕の頭を撫でてくれた あなたは僕に無理に聞かない
「俺さ、高校の校長なんて最初は左遷だと思っていたけど 雅紀に出会う為だったんだね」
照れくさそうな笑顔の翔ちゃんに ギュッと抱きついていた
そのまま翔ちゃんの優しいキスが・・・
「ハイハイ そろそろ行きますよ 準備してください」ニノが見てられないとばかりに言ってきたけど
翔ちゃんのお家まで車で送ってくれる
優しいニノ
「あっ、もちろんニノと智くんにも出会う為だよ」慌てる翔ちゃんが可愛い
みんなで青春だねって抱き合った
最低限と言っても 翔ちゃんは自炊しないから結構な荷物になった
ニノとおおちゃんが一緒にいてくれたからだから僕は今、ここにいられるんだよ
感謝しかないありがとう
そして翔ちゃんのお家に着いて
「相葉ちゃん 何かあったらいつでも帰っておいで 翔くんよろしくね」
「翔さん 相葉さんをお願いします」
「はい 雅紀を大切にします」
「送ってくれてありがとう」
翔ちゃんがすごく真剣に言ってくれて
僕と翔ちゃんはふたりで頭を下げた
ニノとおおちゃんが帰った後に
「じゃあ 雅紀行こうか」
翔ちゃんのお家の扉が開いた
続く