さて、最近、ここに転載しているのは、第166回国会における、
河村たかし議員の質問なのですが、非常に面白い。
なんと、ありがたいことに、あの緒方重威氏に関しても、
河村たかしさんは、ちゃんと国会で質問してくれていました。
まずは、河村たかし氏が、緒方重威氏に関して、
どんな質問をしたのか、一寸、見てみましょう。
三 緒方重威元長官による守秘義務違反の可能性について。
質問1. 長官職は公安調査庁のすべての秘密を把握し得ると考えてよいか。
質問2. 一般的に元長官が、退職後、公安調査庁を訪問したり、現職の職員との交遊等を継続したりすることはあるのか。あるとしたら、どの程度の頻度であるのか。
質問3. 元長官が、退職後、公安調査庁の秘密に触れる機会は存在するか。
質問4. 緒方元長官についてはどうか。
質問5.
緒方元長官から、現職時代あるいは退職後、公安調査庁について知り得た秘密が朝鮮総連に漏洩された蓋然性は否定できない。かかる蓋然性について公安調査庁はどのように評価しているか。
質問6. 公安調査庁は本件に関して、国家公務員法上の守秘義務違反等の疑いで、緒方元長官を捜査機関に告発した事実はあるか。
質問7. 告発していないとすればなぜか。
質問8. 公安調査庁は、同庁の業務に関わる守秘義務違反が疑われるケースでも、これを放置する場合があるものと考えてよいか。
質問9. 緒方元長官に対して、過去、秘密漏洩を唆した者が存在するか否か。所要の調査は行っているか。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ざっと、こんな感じです。
面白いですね。
緒方重威元公安調査庁長官に対して、公安調査庁は、
はたしてどんな答弁をしたのでしょうか?
見てみましょう。
ちなみに、この国会質問があったのは、平成19年7月3日です。
つまり、2007年7月3日だということです。
そうです、このときは、もうすでに、「朝鮮総連本部ビル売却問題」で緒方重威氏の名前はマスコミで大々的に報道されていた訳です。
たぶんそんな世論もあって、河村たかしさんは、こんな質問をしたのでしょう。
ちなみに、例の「朝鮮総連本部ビル売却問題」は、2007年5月31日。
この日に朝鮮総連は九段の総連本部ビルを緒方重威元公安調査庁長官の所有会社「ハーベスト投資顧問㈱」に所有権移転登記をしています。
それでは、公安調査庁はどのように回答したのでしょうか?
見てみましょう。
以下がその答弁内容です。
質問1について、
把握し得る立場にある。
質問2について、
公安調査庁としては、公安調査庁長官であった者と職員との私的な関係については、その詳細を把握する立場にない。
質問3について、
存在しない。
質問4について、
秘密に触れる機会はなかったものと認識している。
質問5について、
緒方元長官と朝鮮総聯との関係については、公安調査庁の調査の具体的内容にかかわる事柄である上、現在、東京地方検察庁において詐欺事件の捜査中であるので、お答えを差し控えたい。
質問6について、
緒方元長官を捜査機関に告発した事実はない。
質問7及び質問9について、
公安調査庁が行う調査において、守秘義務違反が疑われる事例が把握された場合には、適切に対応することとしている。
質問8について
守秘義務違反が疑われる事例が把握された場合には、適切に対応することとしている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか?
納得できましたか?
私は、酷い回答だと思いましたね。
特に、質問5、なんて、裁判中だから回答できない、と言っています。
全く、ビックリするような反応、まるで他人事です。
だれも、元公安調査庁長官で高検検事長が、北朝鮮のスパイだったかもしれないという事件なのに、裁判中だからといって、誰も説明責任は、とらなくていいんでしょうか?
マスコミも、メディアも、そしてネットも、みんな、あまりに触れない。
最近でも、金正恩やミサイル問題で北朝鮮を非難はするが、公安調査庁に対する非難批判は驚くほど少ない。
韓国への嫌韓サイトは多いが、どれもこれも、私から見たら、どうも、後ろに安倍晋三応援団がついているような、胡散臭いサイトばかり。
別に、北朝鮮や韓国や中国を非難批判するサイトが、安倍政権を支持する必要はない。
というか、私のこれまでの朝銀破綻についてのブログを読むとわかるが、
自民党保守派も龍伸興業の具次龍氏、さくらコマースの全演植氏、と関係あるし、
金丸信の北朝鮮訪問団や元清和会会長三塚博の秘書だった不動産会社三正の満井忠男氏のように、自民党も朝鮮総連本部ビル売却問題等によく関連している。
朝銀破綻問題で、よく言われる野中広務の関与は、まだここでは深く触れてないが、おいおい触っていこうと思っている。
要するに、こんなの見てたら、安倍がいったいどれだけマシなの?
と思わずにはいられん。
河村たかし議員の質問なのですが、非常に面白い。
なんと、ありがたいことに、あの緒方重威氏に関しても、
河村たかしさんは、ちゃんと国会で質問してくれていました。
まずは、河村たかし氏が、緒方重威氏に関して、
どんな質問をしたのか、一寸、見てみましょう。
三 緒方重威元長官による守秘義務違反の可能性について。
質問1. 長官職は公安調査庁のすべての秘密を把握し得ると考えてよいか。
質問2. 一般的に元長官が、退職後、公安調査庁を訪問したり、現職の職員との交遊等を継続したりすることはあるのか。あるとしたら、どの程度の頻度であるのか。
質問3. 元長官が、退職後、公安調査庁の秘密に触れる機会は存在するか。
質問4. 緒方元長官についてはどうか。
質問5.
緒方元長官から、現職時代あるいは退職後、公安調査庁について知り得た秘密が朝鮮総連に漏洩された蓋然性は否定できない。かかる蓋然性について公安調査庁はどのように評価しているか。
質問6. 公安調査庁は本件に関して、国家公務員法上の守秘義務違反等の疑いで、緒方元長官を捜査機関に告発した事実はあるか。
質問7. 告発していないとすればなぜか。
質問8. 公安調査庁は、同庁の業務に関わる守秘義務違反が疑われるケースでも、これを放置する場合があるものと考えてよいか。
質問9. 緒方元長官に対して、過去、秘密漏洩を唆した者が存在するか否か。所要の調査は行っているか。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ざっと、こんな感じです。
面白いですね。
緒方重威元公安調査庁長官に対して、公安調査庁は、
はたしてどんな答弁をしたのでしょうか?
見てみましょう。
ちなみに、この国会質問があったのは、平成19年7月3日です。
つまり、2007年7月3日だということです。
そうです、このときは、もうすでに、「朝鮮総連本部ビル売却問題」で緒方重威氏の名前はマスコミで大々的に報道されていた訳です。
たぶんそんな世論もあって、河村たかしさんは、こんな質問をしたのでしょう。
ちなみに、例の「朝鮮総連本部ビル売却問題」は、2007年5月31日。
この日に朝鮮総連は九段の総連本部ビルを緒方重威元公安調査庁長官の所有会社「ハーベスト投資顧問㈱」に所有権移転登記をしています。
それでは、公安調査庁はどのように回答したのでしょうか?
見てみましょう。
以下がその答弁内容です。
質問1について、
把握し得る立場にある。
質問2について、
公安調査庁としては、公安調査庁長官であった者と職員との私的な関係については、その詳細を把握する立場にない。
質問3について、
存在しない。
質問4について、
秘密に触れる機会はなかったものと認識している。
質問5について、
緒方元長官と朝鮮総聯との関係については、公安調査庁の調査の具体的内容にかかわる事柄である上、現在、東京地方検察庁において詐欺事件の捜査中であるので、お答えを差し控えたい。
質問6について、
緒方元長官を捜査機関に告発した事実はない。
質問7及び質問9について、
公安調査庁が行う調査において、守秘義務違反が疑われる事例が把握された場合には、適切に対応することとしている。
質問8について
守秘義務違反が疑われる事例が把握された場合には、適切に対応することとしている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか?
納得できましたか?
私は、酷い回答だと思いましたね。
特に、質問5、なんて、裁判中だから回答できない、と言っています。
全く、ビックリするような反応、まるで他人事です。
だれも、元公安調査庁長官で高検検事長が、北朝鮮のスパイだったかもしれないという事件なのに、裁判中だからといって、誰も説明責任は、とらなくていいんでしょうか?
マスコミも、メディアも、そしてネットも、みんな、あまりに触れない。
最近でも、金正恩やミサイル問題で北朝鮮を非難はするが、公安調査庁に対する非難批判は驚くほど少ない。
韓国への嫌韓サイトは多いが、どれもこれも、私から見たら、どうも、後ろに安倍晋三応援団がついているような、胡散臭いサイトばかり。
別に、北朝鮮や韓国や中国を非難批判するサイトが、安倍政権を支持する必要はない。
というか、私のこれまでの朝銀破綻についてのブログを読むとわかるが、
自民党保守派も龍伸興業の具次龍氏、さくらコマースの全演植氏、と関係あるし、
金丸信の北朝鮮訪問団や元清和会会長三塚博の秘書だった不動産会社三正の満井忠男氏のように、自民党も朝鮮総連本部ビル売却問題等によく関連している。
朝銀破綻問題で、よく言われる野中広務の関与は、まだここでは深く触れてないが、おいおい触っていこうと思っている。
要するに、こんなの見てたら、安倍がいったいどれだけマシなの?
と思わずにはいられん。