47年前…

進路指導の先生に

「平凡な人生を歩きたくない」

そう言った。


先生は

「平凡な人生も大切だとわかる時がくる」

そう話してくれた。


その時は素直に頷くことはできなかったが

今ならわかる。


世界でいろんなことが起きていて

朝別れた人が無事に帰ってくること… 寝る部屋があって、食べる物があること…

それらは決して当たり前ではなくて

今は、何が起きるかわからない世の中


亡くなった母が生前

「今日も生かされている」と感謝をしていた。


他人事のように思っていた私が

今は、毎朝毎晩

「今日も1日無事に過ごせる」ことの願いとお礼を込めて、手を合わせている。


平凡な日々が

決して当たり前ではなく

平凡な日々を過ごせることに感謝している。

そして、世界中の全ての人達が

幸せで平和で健康で豊かな生活を

おくれますように… 

ただひたすら、そう願う。