my story vol.23


明るい日差しの差し込むいつもの居間


まだ言葉もおぼつかないちびっ子祐吉は、顔を上げた


目の前には、大きなお口をニコッとさせた

真っ白い頭の宇宙人が、しかも両手をこちらに伸ばしてくるではないか・・・❗️👽



ぎゃん泣きの祐吉、母にしがみつく😂


申し訳なさそうに見守る顔顔顔・・・


髪と目の色が違う人たちとの、初めての遭遇である


宇宙船で連れ去られることなく、祐吉は地球上に留まった🌏


祐吉が、頻繁に「宇宙人」と総称される所以ではないかと思っている

(とか、いないとか)


あの日を境に、祐吉の家には、宇宙語?を話す宇宙人らしき大人たちが度々訪れるようになった


そのうちに、色々な色の方たちと会う機会が出てくると、「がいこく」という場所に住んでいる方ということが判明する


3歳の時には、ネパールという国からやってきたおじさまに、ほっぺたをやたらとつねられたのが本当に嫌だった


この時も、周りの大人たちは微笑んでいた


かわいい子どもにはそうする風習があるとことだが・・・ちょっと嬉しくはなかったし、意味がわからなかった


年長さんの時、一年生になったら使うピッカピカの学習机を、今度はそばかすがいっぱいあるお姉さんが、祐吉より先に使い始めた


なんだか説明のつかない感情が溢れた記憶がある


※因みにこの机、現在は、80手前の母が現役で使ってくれている


7歳の時は、お雛祭りの集まりがあって、祐吉のおともだちが集まって来てくれた


その時も、一生懸命に祐吉と同じ言葉を話すお姉さんやお兄さんたちと一緒にお祝いした


その後、多感な時期に入り、居間に誰かが集まってくると、祐吉や兄2人は、それぞれの部屋に引きこもるようになった


両親は、「子どもの教育のためにもなるから」と、一生懸命留学生のお世話をしていた


このような環境で育った祐吉は、髪や目や肌の色、香水やオーデコロンの香り、身に纏う布や洋服には色々あるのだということを、自然と感じ取っていったのであった


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