熊本県人吉市紺屋町の竹原美容室ACT2です。
理想的な毛髪の状態とは、キューティクルが閉じている状態
パーマやヘアカラーをしている毛髪にアルカリが残留している場合、毛髪内部にあるたんぱく質の変性やメラニン色素の褪色を起こします。
さらにそのままにしておくと、毛髪内部にある間充物質が流出して隙間ができ、乾燥してダメージがより進みやすくなってしまいます。
そのようなアルカリ状態になった毛髪なpHを等電点まで戻してあげる必要があります。
毛髪の等電点とはpH4.5~5.5の弱酸性で、これに近づけることが安定した健やかな状態で、毛髪の結合が非常によくキューティクルが閉じてきます。
= カラー後の染料の流出が少なくなり、色持ちが長くなります。
間充物質(マトリックス)
毛髪の毛皮質の中にあり、毛皮質にはフィブリルという繊維状のケラチンが束状にたくさん入っているのですが、そのフィブリルとフィブリルの間を埋めて、フィブリル同士を接着している柔らかいケラチンタンパク質です。
パーマ剤やカラー剤が作用するのがこの部分と言われています。
間充物質は柔らかく、結晶化していないので、パーマやカラーで流出しやすく、流出が多くなると毛髪は傷んできます。
流出させないためには、トリートメントが必要になってきます。
そのトリートメントの吸着力をアップさせるために、当店では弱酸性水を差し上げています。
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