こんにちは、成瀬です。

円山夢久『チア☆ダン 「女子高校生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」』を読破しました。

昨日から体の調子があまりよくなく、ベッドやソファでぐでっとした半日を過ごしました。
秋も暮れになると仕事のイベントも中間期で、「つかの間の一休み」と気を抜いた瞬間に気管支が故障しかけました。花粉もたくさんとんでいるみたいですが、息が苦しくなることが多々あります。

この本は表紙が映画の主演をしていた広瀬すずちゃん。めちゃくちゃインパクト大です。
私もこの映画をスクリーンでみた一人で、あまりに感動してパンフまで買ってしまった記憶があります。映画だから多少の脚色はもちろんなんだろうなーと思いますが、まっすぐな青春、まっすぐな努力、先生や生徒たちとの関わりやその変化に感動せざるを得ませんでした。主演の広瀬ちゃんは明るく活発なムードメーカーって感じの配役ですが、リーダー役の中条あやみちゃんも可愛いし先生役の天海祐希さんが超カッコいいんです。厳しい場面も鮮やかな映画、素敵だったなーということは今も思います。(夢ノートについての本もこの映画を見てすぐにAmazonで買いました)

そんな映画の原点をその歴史と共に描いた1冊がこの本です。やっと図書館で借りて読みきることができました。

やっぱり夢を叶える人は行動力が違うな、と。

五十嵐先生素敵だな、と思いました。

こんなにまっすぐに誰かに関わっていける先生が世界に何人いるんだろう。

教師と生徒、互いに紛れもない本音が生きる社会って素晴らしいなと思います。


私が私らしく、というものは、社会の調和を崩さずとも形になるのが私の中ではひそかな理想です。現在の社会は、言ってみれば様々なチーム(会社や就職先など)の中にある分業制が主だと私は考えています。
どのチームに行くかも自由、むしろ自分からチームを作るも自由ですが、その先に待ち構えるのは分業された中の一つの役割。やっぱり人は一人じゃ何かをなすのは難しい。知らないうちに誰かに支えられているし(迷惑をかけても優しくスルーされているし)、こちらも生きているだけで誰かを支えている。

私は一人で何かをなした方が早いし自分だけの手柄にもなるし…と一時期本気でそのような考えを持っていましたが、今は違います。

チーム(家族・地域や学校の先生や友人・関係者)あってこそ今の私があるんだ、ということを常々感じさせられます。

自分らしく生きるのは大人や漠然とした社会からの視線に反抗し立ち向かいたいから…という感覚は、すこしおかど違いかなと思う。

自分らしく生きるのは自分のため。
自分のために生きるのは、自分を大切にするため。
自分が大切に出きると余裕ができて優しくなれる。
優しくなれれば人望が高まる。
人気になれば、話を聞いてもらえる。

自らチャンスを作るために自分を大切にしたいと今の私は考えています。

大人や漠然とした社会に立ち向かうのはその過程で起きる一つの事件でしかなく、目的ではないことがなにより大事…少なくとも私自身はそう思います。

本音が聞ける社会が大切にされればいいなと思う。ぶつかるのは当たり前、みんな違うんですから。それっぽい詞や歌を唱えるだけではきっと足りない。内容の空虚感にいずれ気づき始める。

ドラマみたいにいかないのは当たり前。
理想を現実化されるからドラマが美しく見える。でも正直いうなら、ドラマの中だけに理想をおいておくのももったいなさすぎる。

私が今していることのずーっと先に誰のどんな顔が思い浮かぶのか、想像できるのか。
それこそが、真の生き甲斐に繋がるのではなかろうか。

まだまだ若人…やるべきことやなすべきことを迷いながらも勉強していければと思います。

あ。それから。
原田隆史『成功の教科書』も読んでみたいなと思いました。