こんにちは、成瀬です。

久しぶりのオフで、小説を読みました。

一昨日に、ミニステージ練習からゼミ卒論ポスター発表、そこから飲み会、カラオケオール。
昨日は、カラオケオールの間に一時間だけ寝て、ミュージカル台本の提出に大学へ。卒論指導受けて、帰宅。ミュージカルの雑務をこなしながら、爆睡。

明後日には、ミュージカルのミニステージ本番を迎える。

あっという間でした。10月も。この3日間も。

松本裕子『8分音符のプレリュード』を読破。

優等生の気持ちをなぞる…小説でした。
今になって思うけど、私も優等生しまくりの20年間だったから、"周りから見られて"、それをアイデンティティーにしてきてしまった部分もあります。
 昨年度出会ったゼミの先輩に「あなたはあなたの思うように生きることが一番なのよ」と言われたことや、「頑張りすぎは周りを知らないうちに抑圧する」って話を聞いて、ずっとひっかかっていました。

一人で世界は回らない。
例え回っていたとしても、それは誰かの支えがうまく働いているからなんだ…と今まで半年のミュージカル経験から感じました。

「あの子はああだから」という思い込みや、当たり前という線引きが人びとを苦しめていることは…多分普通にあって。そんな中で自分をどう生かしていくか、見せていくのか。自分自身のアイデンティティーを自分がどう捉え、行動に表すのか。
これが、今の私の課題でもあります。

会社や組織において、盛んに"チーム力"を高めようとするのも、結局、「与えられた使命は個人の責任とは言え、他者の支えなしに最大限の効果は生み出せない」、という本質を裏付けているのではないでしょうか。

この本にこのタイミングで読書できたこと、本当に良かったなぁと思います。
実はずっと前から題名は知っていて読みたかったのですがなかなか時間がなく…今回やっと読めました。領域…としては児童文学で文字も大きいです。夏休みの読書感想文に使えそうです(笑)

では。そろそろ、卒論に戻ります。