福島章『天才 創造のパトグラフィー』を読破。

これも教授から推薦していただいた1冊。

これ、文豪ファンは読むべき1冊だと思います。特に後半部のあたり、小説家に対する精神分析がとても面白いです。

宮沢賢治もたくさん出てたし(^^)
太宰治、芥川、あと夏目漱石も。

天才には母性と父性の関係が環境要因になるとかならないとか…さっと読んだだけなのですが、「あー確かにな」と思う部分もある。

書き手が自分の作品の人物に求めうるものが掴めそうな…、その解釈に役立つ1冊かなと思います。