最近本当に本読むようになって。「頑張ってるじゃん」って母親に言われてほんのりうれしかった成瀬です。ほめられると弱い体質です。


昨日ミヒャエルエンデのモモを読みました。

実はずっと読みたかったんです。

元国語教諭(高校)の先生にお勧めと言われていまして。なんとなく、彼と考え方が合うなと思っていたので「自分にも何か伝わる感動があるはずだ」と思っていて。やっと見つけました。


結構有名?な本らしいのですが、私の場合は大学生になるまで知りませんでした。

この本、レベル的には小学生の児童書のような扱いで小六でも読めるのかな……19歳がそれを開いてみたわけですが内容はとてもしっかりしてるし、ファンタジックな世界観でありながら、この世の表側や裏側をきっちり描いているというのが魅力的です。

日々忙しく時間に追われている人、「無駄は排除しなくちゃ」と思っている人。そういう人って現代においてはごく普通でありふれた人間の姿ですよね。でもこの本に出てくるような主人公モモのように……少し違う立場から見てみると彼らの姿はどう映って見えているのでしょう? 

私たちにとって本当に大事なものってなんだったんだろうね……そう考えさせられる一冊です。


「結構分厚い本だな」って初めてみたときは思ったのですが、後半になればなるほどその世界観に引き込まれていって。後もう少し読みたいって思ってるうちに最後までたどり着いていました!


次はどんな本読もうかな……。明日、図書館に行くのが楽しみです。