術後経過は只事ではなかった

両足がだらりと垂れ動かない

感覚麻痺で物体と化していた

 

リハビリに励むけれど益なし

短日で効果は出ぬと知りつつ

焦る心苛立つ気持ちが重なる 

 

反復努力の果てにしか来ない

リハビリの真髄はそこにある

思い知らされる日々がつづく

 

両足に力はあるのだろうかと

疑う心がリハビリを遅らせる

只管回復を願いての足の運動