ベッドに縛り付けられ入院生活は今日で20日になる 手術をしてからは12日が経過 両足がだらりと垂れ力が出ない 胸椎4番の手術で下肢神経壊れ 足の自由が全くきかなくなった 悲しむべき事態の出現であるか それとも否定できない事なのか 両足が動かない冷厳な事実の前 焦れる気持ちはやりきれないが 明るい希望がないわけではない リハビリに励む刻々の時間には 猶予というものがないかの様に 一つの大事な時間が消えてゆく 努力すべき己の内部の力の起動 力を内から湧き上がらせようや