潤side

 

食べられてるみたい…

 

しょうくんのキスは

甘くて

 

今までよりも情熱的だ

 

口の中が

 

甘い蜜で満たされ

その味に酔いしれていると

 

身体に熱が集まり始める

 

昂っているのが知れるのが恥ずかしくて

慌てて身体を逃がすけど

 

「…っん」

 

腰を引き寄せられ密着したことで知った

しょうくんも同じ気持でいる事を

 

かぁと顔が赤くなったのが

目を瞑っていても分かる

 

やばい…

 

ほんとに…

これ以上は…

 

「っんん」

 

胸に手を置いて

距離を取ろうとすると

 

最後に一つ

 

触れるだけのキスをして

離れていった

 

「…っは…ぁ」

 

身体のに力が抜け

膝から崩れ落ちそうになると

 

「おっと…だいじょうぶか?」

「ん…だいじょうぶ…」

 

抱えられすぐそこのベットに腰を下ろした

 

「じゅん…」

「ん…」

 

顔の火照りが中々治まらないから


手を握るしょうくんの顔が

見ることが出来なくて

 

「恥ずかしいの?」

「ぅん…」

 

だけどそんな俺の事も分かってくれてる

だから俺は素直に頷いた

 

「ふっほんと…じゅんは可愛いな」

「っ…」

 

っ…だ…だから…

 

そんな事言われたら

顔の火照りが治まらないから