友人編。

そこで、わたしは友達２人に相談をしました。

誰にも言えないこと。
相談出来る人なんかいないよ。

でもどうしようもなくて苦しくて、

いい事も悪いことも何でも話せる人は、こんな時、彼らしかいない。

１人、高校からの同級生、何年かに１度会うくらいで、たまに連絡をとるくらいの人。
電話したら「どうした？」ていうので、
「大変なことになった…」て言ったら、
「何？！！　赤ちゃんできた？！！w」て言われて、
「うん、そう…」　っていって。

まあびっくりするよね

久しぶりに会いたいねーーなんて言ってたなかで、
電話がきたら、それで。

それで、どうするの？って。
まだ分からない。って答えて。

まあなんだかんだ、
こうなったら自然に流産させるしかない！…だとかくだらない作戦を考えて、電話切って。
でも、パパに話しできないことが話せて、
大分気持ちが楽になった。

今だに、
思い出したように、
「体調大丈夫？！！！」てメールがくるよ。　いいヤツ。


もう１人は、４年か５年ぶりでしょうか？
連絡してなかった人。

でもいつもすごーーい何でも話してて、考え方も似てて、
どんだけ久しぶりにしゃべっても、昨日会ったみたいな感じ、
お互い彼氏や彼女や嫁がいても、全然変わらない、お互い彼氏彼女は大事にするから。

ずっと、話したいと思わなかったから連絡してないし、向こうからもない。
電話番号も変わってるかもしれない、

そんな感じでかけたら、つながって、

「もしもし？」
「あーーー、よしおくん、元気？！！」
「○○さん？！！　声変わってへんからすぐ分かったわーー！！！今何してんの？？」
「ん？？妊婦？？？」

みたいな。

久々電話があって、まあね、そりゃ、
何してんすか。。てなるよね。

でも電話した２人共、怒りも何もせずに、大変やなー、可哀想やなー、て言ってくれて、

不倫で妊娠で中絶なんて、わたしが逆の立場だったら心から軽蔑しそうなのに、
ていうかしてたし、

わたしはいい友達にもめぐまれてたんだな。。と気づいたりして。

で、そのよしおくん（仮名）がいうには、

手術したくないから他の人に育ててもらうとか、無責任ちゃうか、
親やったら、決断してやるのも責任やで、と言われ、


後に、手術を決めた理由の中に、
やっぱり知らない人のところに行くよりも、
一緒に居て一緒にお墓に入ってほしい、ていう想いが生まれたから、ていうのもあるんだけど、

この時はまだ、
それでも、手術はしたくなかった。

なんとかして、生きててほしかった。

その気持ちはモチロン今もあって、
決断したから、１００％そっちの気持ちになるかといえば、
そんなことはないし。