お月さまの見た話し(自信をもって)
中学生くらいの男の子が天体望遠鏡を持って歩いています。
お月様はちょっと気になりました。
満月で明るく輝いています。
それでも、望遠鏡で見られるのはちょっと恥ずかしい気がします。
「のんこ、いるよね」
男の子は家の前で叫びました。
だけど、誰も出て来ないし返事もありません。
男の子は家の中に入っていきました。
そして、物干し台の上に天体望遠鏡をセットしました。
「ゆうちゃん、ゴメンネ、あの子部屋から出てこないのよ」
「これを見れば大丈夫さ」
男の子は天体望遠鏡でお月様を見えるようにしました。
のんこは気になるので窓からゆうちゃんの様子を見ています。
「ほら、のんこ見てごらん」
のんこは天体望遠鏡を持ってきた訳を知っています。
だけど、ゆうちゃんの前に出て行くのが恥ずかしいのです。
「僕は帰るからね、お月様綺麗だよ」
のんこはゆうちゃんが帰って行くのを窓から見つめていました。
そして、そーっと部屋から出て望遠鏡を覗きました。
お月様は望遠鏡で覗いても明るくて綺麗です。
ただ、自分と同じようにぶつぶつがたくさんあります。
のんこにはお月様が「明るく輝いていれば、気にする事ないのよ」と言っているように思いました。
お月様はちょっと苦笑いしながら微笑み続けたのでした。
お月様はちょっと気になりました。
満月で明るく輝いています。
それでも、望遠鏡で見られるのはちょっと恥ずかしい気がします。
「のんこ、いるよね」
男の子は家の前で叫びました。
だけど、誰も出て来ないし返事もありません。
男の子は家の中に入っていきました。
そして、物干し台の上に天体望遠鏡をセットしました。
「ゆうちゃん、ゴメンネ、あの子部屋から出てこないのよ」
「これを見れば大丈夫さ」
男の子は天体望遠鏡でお月様を見えるようにしました。
のんこは気になるので窓からゆうちゃんの様子を見ています。
「ほら、のんこ見てごらん」
のんこは天体望遠鏡を持ってきた訳を知っています。
だけど、ゆうちゃんの前に出て行くのが恥ずかしいのです。
「僕は帰るからね、お月様綺麗だよ」
のんこはゆうちゃんが帰って行くのを窓から見つめていました。
そして、そーっと部屋から出て望遠鏡を覗きました。
お月様は望遠鏡で覗いても明るくて綺麗です。
ただ、自分と同じようにぶつぶつがたくさんあります。
のんこにはお月様が「明るく輝いていれば、気にする事ないのよ」と言っているように思いました。
お月様はちょっと苦笑いしながら微笑み続けたのでした。