桃の節句
3月3日は桃の節句 意味と由来
「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、
旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、
桃は魔除けの効果を持つと信じられていた
ことに由来。 ひな祭りには、子供に災いが
降りかからないようにという家族の願いや、
人生の幸福が得られる様にと気持ちを込め
ひな人形を飾るようになりました。
雛人形を飾る
雛人形はひな祭りの2~3週間前に
飾り始めます。かつては5段、7段の
豪華絢爛な雛人形が多く見られました。
現在は居住スペースが縮小している
こともあり、お内裏様とお雛様だけを
飾る親王飾り(しんのうかざり)
という飾り方も多いです。
祝い膳を食べる
桃の節句では、女の子の健やかな
成長を願って特別な料理を用意します
祝い膳に蛤(はまぐり)のお吸い物や
ちらし寿司が作られることが多いです。
菱餅(ひしもち)、白酒やひなあられは
お雛様にお供えしたあとで食べましょう。
初節句を迎える場合、ママが赤ちゃん
のお世話で忙しく料理がはかどらない
こともあるでしょう。自宅で料理をする
ことが難しい場合は、
家族で外食するのもおすすめです。
2022年の春分の日は3月21日
「春分の日」は太陽が春分点を
通過する昼と夜の長さが同じ日
春分の日や秋分の日は天文学を用いて
決められています。国民の祝日を
定めるときに表されている「春分日」や
「秋分日」も天文学用語です。
天文学の話は少し難しくなるのですが
簡単に言うと、春分日と秋分日は太陽が
春分点と秋分点を通る瞬間を示します。
春分点と秋分点とは太陽と地球の位置や
動きに大きく関係し太陽の通り道「黄道」
と地球の赤道を延長した「天の赤道」
がちょうど交差する点のことを指します。