うちの祖母と猫が本気で遊んでいるので隠し撮りしました。
84歳3ヶ月(人間♀) vs 1歳6ヶ月(猫♂)
仁義なき戦いです。
【ここから先は、主にわたしの占いの生徒たちに向けてのブログになります】
最近「占い師になりたい」という人が多いらしいです。
わたしが毎月通っている美容室のオーナーさんも「不景気になると自営業の人が増えるんだよね。だから今って美容室が多いでしょう」なんて言っていましたが、たしかにそうかもしれません。
わたしの場合「自分は占い師以外の仕事はできない」と思っているので占い師をやっていますが、世の中「手に職をつけるため占い師を目指す」という人もいるとのこと。
正直「手に職をつけるため」という理由で占い師を目指すのだとしたら、こんなに不安定な職業もないと思うので、職業訓練校に行ってパソコンなどを習ったほうが身のためかもしれません。
人様の悩みや怒り、悲しみ、迷い、そういった感情を一身に背負う仕事のうえ、安定もないしボーナスもない、それどころか基本給もない。
手に職どころの騒ぎじゃありません。
「自分はこれで生きていくんだ」という覚悟がないと、とてもじゃないけどやっていけない仕事です。
わたしが色々見てきた中で「占い師の勉強を始めました」とか「ヒーラーの技術を学んでます」とか言って、それが半年以上続いた人は1割くらい。
だいたいの人が「やっぱり占い師(またはヒーラー)という職業は責任が重いから自分にはできない」的な感じで、実践する前から挫折していく人が多いのが現状です。
占い師やヒーラーは、たしかに人様の人生に関わる仕事なので責任は重いかもしれませんが、じゃあ「お金をいただく仕事で責任の軽い仕事はあるのか」とも思います。
仮に、毎日パソコンで簡単なデータだけ打ち込むような仕事があったとして、それが責任が軽い仕事かと言ったらそうではないですよね。
どんな仕事も本気でやろうと思ったら責任はついて回るはず。
こう言っては語弊があるかもしれませんが「占い師は責任が重いからできない」と言って辞めてしまう人は、恐らく他の仕事をやっても、少しでも責任が重くなってきたら辞めたくなるのではないでしょうか。
「占い師になりたい」と思って本気で取り組もうとした過去の自分をそう簡単に諦めるのはもったいないし、自分自身が可哀想ではないかと思います。
実際にお客様を占ってみて、それでも「私には向いてないわ」と思って辞めるなら仕方ないですが、実践もせず「責任が重いから無理」と言って辞めるのは逃げです。
わたしは今でも覚えていることがあります。
あれは占い師として初めて占いブースに出た日のこと。もう5年以上前の話です。
その日、午前10時くらいから出演したのですが、そこから17時くらいまで1人の来客もありませんでした。
最初に来てくれたお客様は、わたしと一緒に占いの学校に通っていた人で、差し入れにドーナツを持ってきてくれて。
あの日はもう本当にみじめな気分になって、帰り道はトボトボと歩いたものです…。
デビュー早々「無理なのかな」と思ったりしましたが、なんだかんだ次の週から「お客さんが来ないなら小説でも読もう」などと気分を変えてやっていたら、だんだんみじめさは薄れていきました。
まあ、店に行くたび小説を1冊読み終えるくらいお客様が来なかった数ヶ月でしたけど(笑)
誰でも最初の数ヶ月は試練なんですよね。
そこで折れるならそれまでだし、そこで何かを掴んだり気の紛らわし方を学ぶのもありだし、とにかく「最初の半年は貯金を食いつぶす、でも辞めない」くらいの覚悟でやってくしかないです(笑)
あのとき支えてくれた同居人、ありがとう。
あのとき来てくださったお客様、ありがとう。
あのとき折れなかった自分、お疲れ様。
そんな感じです。
どんな問題も、過ぎ去ればどうってことないんだから、頑張って。
とりあえずわたしは、生徒たちをもっと引っ張っていけるくらいに色々な意味で力をつけなくては。
この今の「蠍座木星」の時期を利用して、わたしも頑張ります。
ということで、これからもよろしくお願いいたします^ ^
天晶