9月某日

転職を決意した。

というよりも、退職を決意したというほうが正しい。


なぜか。

ひとつには「会社の方針についていけなくなった」ということ。

株式上場を目指して、「社員を増やし」「上位下達の組織」をつくるのが、目的だそうだ。

この会社は上場したら存続する価値を見失ってしまうのか?

で、まずは「社員を増やし」というところだが、「だれでもいいのでとりあえず採用する」という方針らしい。

そして、組織について、

うちの上司連中は、下から上への情報が自分を通らないと、烈火のごとく怒り出すくせに、

上から下への指示は中間を飛ばしてもなんとも思わないらしい。


そんなことが何回もくりかえされるので、「そのやり方はおかしい」といい続けていたところで、2つ目の理由となる事件が発生。


なんと、俺の知らないところで、俺のことを「クレーマーだの、反体制派だの」と言いふらしているマネージャがいるらしい。

そんでもって、「そういう人と付き合ってると君の評価も悪くなるよ」っていってるとのこと。


まぁね、「クレーマーだの、反体制派だの」っていうのは一面の真実なんで別にいいとして、

裏で、「そういう人と付き合ってると君の評価も悪くなるよ」っていってるあんたが、表では友達面してるっていうのはどういうこと?


それだけは絶対許さない。


っていうかそんな私は、新人研修担当なわけですが、「反体制派に新人を教育させる会社」ってどうよ。


そんなわけで、恐ろしく後ろむきな理由で退職することに決定。


とはいえ、参画中のプロジェクトが年末まで忙しそうなので退職は12月末ということに。