次の時代への露払い | ☆神様がマネージャー☆

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4月3日(水)全国20ヶ所で同日に行われた、

【4.3 和の国日本 TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ】



担当させて頂きました、愛知県岡崎市の真福寺会場での
小川澪月先生による、奉納揮毫を無事終了する事ができました。



真福寺様、サポート、ご参集頂きました皆様、そして和プロジェクトTAISHI 宮本代表、誠にありがとうございました。

その詳細について記す前に、今回の流れで観じた、ちょっとスピリチュアル的な考察を少し。



会場となった真福寺は、岩津天満宮(岩津天神)から続く山の中にあり、その山の頂上に本堂があります。

創建は古く、社伝では、

推古天皇2年(594年)物部真福(まさち)が山の頂より霊光輝き瑞雲たなびくをみて不思議に思い訪れたところ滾々と湧き出る泉を発見した。

しばし佇み眺めていると日々信仰していた薬師如来が水中より顕れ出て「是好良薬今留在此」と誦して再び泉の中に姿を消した。

これを目の当たりにして非常に感激し末代まで伝えようとして本堂を建立したのが真福寺の始まりである。
鎌倉時代には最も栄え、36坊の末寺を有した。
現在は身体健康と目のお薬師様として信仰を集めている。


と記されております。

私は物部氏の祖とされる、饒速日命(にぎはやひのみこと)を主祭神とする、島根県の物部神社で11月24日の夜執り行われる、

【鎮魂祭】

に毎年参列させて頂いております。

そのご神縁により今回、真福寺様を担当させて頂く事になったのかもしれません。

その物部氏の祖である、饒速日命は天から天降る際に、

【天璽瑞宝十種(あまつしるし-みずたから-とくさ)】

いわゆる、

【十種神寶(とくさのかんだから)】

という、奇妙な形とされる鏡や、剣など【十の神寶】を授けられとされています。

実は私、京都の

【伏見神寶神社】

でお授け頂ける、金属製でペンダント式の



【十種神寶のお守】

を常に身に着けております。

この、【十種神寶のお守】はもう10年ほど毎日身に着けております。

この御守り、現実的には金属製ですので経年劣化によるものでしょうが、なんと金色に変化してきているのです。

この、十の神寶については謎多く実在しているのかどうかも定かではありません。

歴代の天皇陛下が継承してきたとされる、いわゆる

【三種の神器】

は、十種神寶のうち、

【鏡が八咫鏡(やたのかがみ)、剣と比礼は草薙剣(くさなぎのつるぎ)、玉は八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)】

であるとする説もあります。

十種神寶の一つに、

【八握劒(やつかのつるぎ)】

という剣があります。

この剣が神話で語られる、素盞嗚尊(すさのうのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)
の尾から取り出した、現在は三種の神器の一つであり、熱田神宮にまつられるとされる、

【天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)また草薙剣(くさなぎのつるぎ)】

であるとも言われます。

また、岡山県の備前一宮である、

【石上布都御魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)】

にもこの【十握劒】が山上の磐座に納められたと言われています。

他にも、奈良県の

【石上神宮(いそのかみじんぐう)】

にまつられるご神体がその剣であるという説もあり、いずれにせよ、はっきりしたことは
分かりません。



ここで注目すべき点があるのです。

十種神寶を頂き天降られた、饒速日命を祖とする物部家の子孫である、

【物部真福(まさち)】

この真福が開いた【真福寺】

こちらのお寺、正確には、



【霊鷲山降劒院真福寺(りょうじゅせん ごうけんいん しんぷくじ)】

と言います。

【剣】という文字ではなく、普段ほとんど目にする事のない、

【劒】

という文字を用いるこちらの

【降劒院】

これは、真福がその祖より伝わった、十種神寶のうちの一つである、

【降った劒(剣)をまつる寺院】

である(あった)事を意味するのかもしれません。

もしそうだとすれば、何故真福はこの地を選んだのでしょうか。

仮に、その【劒】が熱田神宮にあるとされる【草薙剣】であるとします。

その草薙剣は、三種の神器の中では天皇の持つ武力の象徴であるとされます。

その剣を頂かれた、

【日本武尊(やまとたけるのみこと)】


は、東国へ制圧に向かう際、敵の放った野火に囲まれ窮地に陥いったが、剣で草を刈り払い、向い火を点け、その剣の風圧により勢いを増した火が敵に襲い掛かり、難を逃れたと言われています。

そして、その地こそが、静岡県の現

【焼津(やいず)市】

の地名由来となっているのです。

この伝説から想像するに、この【劒】は多大な火の力を持つ霊剣であるのでしょう。

あまりにも強い火のエネルギーを持つ【劒】であるため、それが伝わる事になった物部真福が、火を抑える力をもつ、そう、

【水のエネルギー】

の強い場所にその【劒】を納めようと辿り着いた地が、真福寺であったのではないでしょうか。

【霊鷲山】

この、【鷲(わし)】という文字も注目に値します。

先程登場した、

【日本武尊(やまとたけるのみこと)】

は、全国の、

【大鳥神社(おおとりじんじゃ)、大鷲神社(おおわしじんじゃ)、鷲神社(わしじんじゃ)】

でご祭神としてまつられているのです。

【物部真福に伝わった、火の霊力の強い十種神寶の一つである【十握劒】こと【草薙剣】のその力を抑えるために開いた寺院こそが、今では水体薬師如来とされる水の力の非常に強い、この真福寺であり、その名の【真の福】とは、我々にとって必要である【火】の威力をいかに抑える事ができるかが大切であると感じ名付けられたのではないか】


【例えば、病や困難が生じたとするならば、まずそれらを火のエネルギーにより焼き払い、その後、その残存物を水の力で綺麗に流し、いわば浄化する。
この一連の働きこそが、御神体【水体薬師如来】様のお力なのではないか】

学術的根拠は全くなく、あくまで私個人の推測にしか過ぎないのですが何かそう観じるのです。

必要である火の力をいかにコントロールするか、それは後の人々の【真の福】にとって最も重要な事であるという思いを物部真福が私たちに伝えたかったからこそ、私たちは今回真福寺様へのご縁を頂けたのではないかとも観じるのです。

なぜなら、今回の奉納揮毫のテーマの一つは、

【世界平和】

にあるからなのです。

平和とは、戦争のない状態です。

コントロールできない火の力が増していくならば、そこに争いが生じる可能性は否定できない
のです。

真福寺の本堂下、山門の前には、

【弁天様の化身である、 宇賀神将菩薩様】

をまつる、三柱神社がございます。

本堂に向かう池の上に掛けられたその橋は、





まるで【赤い龍】を想起させるようです。

そして、その三柱神社から




山門を登り頂上に鎮座するのが、水体薬師如来様をまつる真福寺の御本堂。

あたかも、火の力を水の力がコントロールしているかのような構図に捉えられます。

次の時代の元号が、先日【令和】と発表されました。

その【和】とは、

【いかに調和できるか】

という意味での【和】であると観じます。

必要である【火】の力がとめどもなく広がることなく【水】の力と調和していくように。

全ての相反するものがお互いの存在を消し去ることなく、調和していくように。

奇しくも昨日4日、令和時代の天皇陛下となられます、現皇太子殿下、徳仁親王が、

水運史から世界の水へ

という本を出版なされました。

【徳仁親王のライフワークは【水】の問題である】

とお聞きしております。

徳仁親王のご称号は、【浩宮(ひろのみや)】

この、

【浩】

という文字には、

【水が豊かで、ひろびろとしているさま】

という意味が含まれております。

徳仁親王にとってのライフワークが【水】であったことは、まさに必然であったのでしょう。

元号発表前の私のブログで、採用されると良いなと思う漢字として、

【さんずいを含む漢字】

と書いたのは、こうした意味があったのです。



今回、私たちが水の霊力を抱く、真福寺様での奉納揮毫に携わらせて頂けたことは、翌日、水に関する本を出版なされた事もそうですが、次の時代への露払いの様なお役をさせて頂いたのかもしれません。

神社、寺院にて、その神様の御前で書をしたためることを、【奉納揮毫(ほうのうきごう】
といいます。

【お寺や、神社で書道するだけだよね】

【それが何になるの?】

そう思われる方も沢山おられるでしょうね。

けれど、古来より私たちに伝わっているほとんどの物事は、当時の多くの人から見ると、

【それが何になるの?】

という観点からスタートしていると思います。

日本仏教の祖とされる、聖徳太子も恐らく周囲の、

【仏教??それが何になるの?】

という懐疑的な声を浴びながら、信じる道を歩み続けたと思うのです。

先程、あえて

【次の時代への露払いの様なお役をさせて頂いたのかもしれません】


と記しました。

しかし、私個人的には、

【次の時代への露払いの様なお役をさせて頂けた事に誇りを観じています】

しかし、この感覚は実際に携わらなければ分からないものだと思います。

故に、そう感じて頂ける方が増えていくよう、

【それが何になるの?】

という様な活動をしていく必要があるのでしょう。

【それが何になるの?】的な活動は、目に見えてその効果や対価がもたらされるものではありませんから、一般的には中々理解されがたいものです。

しかし、その継続は外に向けてではなく、自らに向けての誇りを生み出す事と
なるでしょう。

そしてそこには、次第に人が集っていきます。

最終的には同じ想いに辿り着いた人々が残ります。

そこに生まれるものこそが、

【和】

だと思うのです。



さて、今週末は、

【それが何になるの?】的な(笑)

蒲郡竹島、八百富神社での清掃活動です。

6日より、大祭期間中に入る八百富神社。

水の縁の深い、龍神と弁財天様をまつるこの神社で活動できるご縁にも
必ず意味があるはずです。

その弁財天様が6年ぶりに御開帳になる、八百富神社の大祭。

【きっと、次の時代への露払い的な役目を担っているはずです】

皆様にもご参加頂ければ幸いです。


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☆彡神社・仏閣清掃活動予定☆彡

①蒲郡竹島:八百富神社  4月7日(日)

②豊川市国府:大社神社  4月21日(日)

詳しくは右こちら!

ご一緒できれば嬉しいです。


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☆彡参拝の旅の予定です☆彡

☆彡ご予約受付中です☆彡
☆ 4月14日(日)☆天河大辨財天社春季大祭&龍神三社巡りの旅☆
☆ 5月19日(日)☆鞍馬ウエサク祭&京都の旅☆
☆ 6月 1日(土)☆丹生川上神社下社例大祭&己巳の日の天河の旅
☆ 7月21日(日)☆伏見神宝神社鎮魂祭の旅

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