先代が亡くなったご家庭で、
その先代の方が信心深く、
神棚などもしっかりとお祀り
されていた家では、代が
変わっても同じようになされて
いるでしょうか。
本日ご相談にお越し
いただいた方は先代が
おまつりされていた、
古い神棚を持参されました。
ご相談者は両親が数十年前に
亡くなった後、母が神棚に
水を替えたりしていたので、
なんとなく同じように
なされていたそうです。
当然、どのような神様がそこに
おられるのかも知られません。
水は毎日変えられているようですが、
神棚は埃まみれです。
神棚を開けてビックリです!!
お稲荷さんが入っているは、
神社のお札も、お寺のお札も混在
してるは、聞いた事のないおそらく
昔にあった新興宗教のお札が出てくるわ
で、私などは見ただけで頭が痛くなります。
このような状況では、当然ですが、
神様が宿る事ができません。
いくらお水を替えていても、ただの
木の箱に入っている紙に捧げている
だけなのです。
このご家庭でもご家族に精神的な問題を
抱える方がおられるそうです。
これも当然といえるでしょう。
正しい神が存在せず、空家となった神棚に
おきつねさんや、その他の良くないもの
達が巣くい、それぞれが、それぞれに
牽制しあっているのです。
頭が痛くなることも起こるでしょう。
旅行先の神社仏閣でやみくもにお札を
あたかも記念品のように持って帰られることも
避けられたほうがよい事です。
神という存在は、清浄でシンプルな
空間に宿ることができます。
ご自宅にどのような神様を
おまつりしてあり、そして
なぜ、手を合わせたほう
が良いのかを子供達に説明
できる方がどれだけ
いらっしゃるでしょうか。
このことをしっかり伝えていかないと、
今日のご相談者のような事が起こって
しまいます。
ご家族の中で精神的な問題を抱えて
おられる方がおられるご家庭では、
同じように、神仏の扱い方が
間違っていることが要因になっている
こともあります。
神棚も仏壇もただあればよいという
ものでは決してありませんよ。
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