桜餅の季節 ☆ ハネハです
"雪, 溶けましたね" が最近のご挨拶
札幌から見える山には積雪が残っているので
風はまだ冷たいんです
桜の開花は4月の末との予想で
さいた!と思いきやすぐに
桜のじゅうたんになるので
今から花見の準備をしています(笑)
日本の春って いいですよね♡
今月の曲は
そんな日本が大好きなクイーンの曲で
ボヘミアン ラプソディです
75年に4枚目のアルバム"オペラ座の夜"を発表
シングルカットされた「ボヘミアン ラプソディ」
が世界的な大ヒットになりました
映画ボヘミアン ラプソディは990億円の収益
あの鬼滅の刃の2倍です
そして今年がQueenのバンド結成50周年なんです
上から
ブライアン メイ Guit
フレディ マーキュリー Vo
ジョン ディーコン Bass
ロジャー テイラー Dr
このかたはもうこの世にはいませんが
天才が残した奇跡は音として
伝えられていきます
この当時ひとつのスタジオを貸し切る事ができず
ボヘミアンラプソディは5つのスタジオで
3週間かけてレコーディングを行いました
6分近い曲は今ではめずらしくないですが
当時このような前例はありませんでした
1975年のヒットチャートはいずれも
3～4分程度が主流でしたし
"長すぎてラジオでもかけられない"
またロック曲調なのにクラシックオペラ？
レコード会社のお偉いさまは
シングルカットを断固拒否してました
もちろんフレディ以外バンドメンバーも
感触の良いものではなかったようです
新しい試みをバンドメンバーに聴かせるべく
ここから天才フレディの伝説が始まります
その伝説のひとつがピンポン録音です
ピンポン録音(Pingpong Recording)とは？
録音できるトラック数が足りない時に
複数のトラックから再度重ねた音源を
録音することです
ピンポン録音の一部に使われたスタジオが
ロック フィールド スタジオ ロンドンです
映画にも出てきましたよね "農場跡地です"
当時録音する手段は16と24トラックの
マスターテープ録音でした
新登場の24トラックは画期的でしたが
録音スタジオが変われば互換性も変わり
使えない事が多かった
そこでフレディは16トラックの多重録音を
行いました
スタジオのあちらこちらで
切り刻まれたテープはなんと180枚!!
貼り付けては再度録音を繰り返し
気が遠くなるような作業の果て
できた曲が最初のコーラス部分です
映画では冒頭のコーラスを4人で歌っていますが
実はフレディが一人で歌っています
曲を聴いたバンドメンバーは声をそろえ
"売れる!!"
もうひとつ重要なのが
単声の積み重ねだけではコーラスの厚みに
限界があり後半のオペラのパートは
ロジャー とブライアンの協力を得て
３人の混声音で収録ができたこと
またジョン ディーゴンはコーラスには参加せず
ベースに専念 素晴らしい楽曲が完成しました
ボヘミアン ラプソディは
全英チャート9週連続首位を獲得し
1999年にイギリスの音楽特別番組
『ミュージック オブ ザ ミレニアム』で
"過去1000年でイギリス人が選んだ最も重要な曲"
が選ばれ その第1位が ボヘミアン ラプソディです
ジョン レノンの"イマジン"と
ビートルズの"ヘイ ジュード"を抑えたというと
その凄さが わかるのではないでしょうか
今回の音源
実はその切り刻まれたオリジナルトラックと
フレディの歌 とピアノ
3人のコーラストラック
ベーストラック
新たなMixで編集してみました
CDやレコードとは全く違うサウンドです
こんな感じでした(あたしのMacです)
今ではこのようにパソコン内でできますが
テープを貼り合わせた音には聞こえませんでした
やっぱり彼は天才ですね
ドラムのことは音作りに気を使いました
分厚いコーラスに負けないように
スネアのピッチはA#まであげました
タムにはフランジャーをかけています
キックはロジャーの音に近づけたけど
ご本人様からはこんな感じに返されました
あたしもこんなに素敵な
映えるドラマーになりたいです(下の写真ですよ!)
さて今回はいかがでしたか？
音作りから始まって撮影, 編集まで
約1週間ほどかかってしまいました
楽しいので"あっ"という間でしたが
フレディも多分同じ気持ちだったのかな
なんて思っています
それではこの辺で
最後まで読んで頂きありがとうございました♡
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