暑いですね ☆ ハネハです
数日前...関東方面が暑いと言っている最中
北海道は寒かったんです
15°Cとか9°C...なにこれ
今日は雨降り始めているのに
ジメジメしていない
変な気候変動 梅雨の北海道なんです
さて, 夏一発目に選んだこの曲
とっても暑苦しい曲なんですが 笑
不思議なんです...説明は後ほど
Toxicity(毒性)です
いつもの様に,簡単バンド説明です
System of a Down は
1994年に結成したアメリカのロックバンド
右から
サージ・タンキアン Serj Tankian, (Vo/G/Key)
ダロン・マラキアン Daron Malakian, (G/Vo)
ジョン・ドルマヤン John Dolmayan, (Dr)
シャヴォ・オダジアン Shavo Odadjian, (B)
メタルの要素に
彼らのルーツである東欧と中東風の音楽を
エッセンスに加えた中毒性サウンド
メロディアスに訴えかける過激メッセージ
彼らは在米アルメニア人で
マジョリティとマイノリティで言えば
マイノリティで歌詞はかなり政治的なメッセージを
訴えています,そのスタイルはバンド結成時からです
2020年にアルツァフ共和国を巡る
戦争がアルメニアとアゼルバイジャンの間で9月に
勃発しました, 実はアルツァフ共和国は
殆どの国が存在を認めていない
アメリカの州政府くらいの大きさしかなく
国と言うほどではない様です
戦果は進み 結局, アゼルバイジャン系の住民は
アルツァフ共和国から退去せざるを得なくなります
当然バンドメンバーはアルメニア系ですから
アルツァフ共和国側なんですね
停戦状態ですが, アゼルバイジャンの後ろ盾には
トルコ連合軍がついてるみたいで...
あまり言えませんがどこかと似ていますよね
でも,大きな戦争にならなくてよかったです
そして,日本メディアの扱いは
"アルメニアによる占領地域"なんて言うもんだから
System of a Down は日本が嫌いなんです
戦争ですからどちらが良い,悪いとかいう
問題ではないですがアルメニアが逆の立場だったら
このバンドは無くなっていたかも知れません
また戦争によって被害を被る人々への募金とか
そのために15年ぶりにアルバムを制作したりと...
メッセージを送り続けています
政治に関して うとい私でも最低限彼らの事が
分からないと曲を演奏出来ないと感じました
不思議という意味はここからで
メタルなのにパンクをイメージさせたり
ロックなのにプログレに聴えたり
聴く人の曲の好みによって曲想が変化するんです
特にこの2ndアルバムのToxicityはその要素が
出ています, YouTubeでアルバムを聴いて頂くと
私の意味がわかると思います
本作は全米チャートで初登場1位
これまでに全米で300万枚
全世界で計1,200万枚の売上げを記録しています
メンバーは生まれ育ったロサンゼルスを
Toxic Cityと呼んでいて
｢この街の表立たない負の側面を知って欲しい｣という
思いから このアルバムタイトルは付けらています
30曲以上をレコーディングをした中から
厳選した14曲とおまけの1曲です
ハードコアメタルの重さを持ち
ギターの凶暴さと泣きのメロディ
独特の歌唱方法 そして時々顔を覗かせる民族感
私, 結構やられています笑
お待たせしました
ジョン・ドルマヤン このバンドのドラマーです
ドルマヤンはベイルート出身
両親はレバノン系アメリカ人で
父親はサックスプレイヤーでした
レバノン内戦中に米国トロントに移住
ツッエペリンのジョン・ボーナムなどの影響を受け
ドラムは2歳の頃から始めています
しっかりとした音楽教育をこの年から始めていると
天性の素質と言う枠の中ですくすくと育ちます
彼のドラミングの要所にそれが見え隠れしています
・ドラマーがグルーヴを出す為に使う間や
タイミングのとり方
・うねりを出すための強弱のコンビネーション
・ルーディメンツを把握していないと
分からないアドバンスな手順
どれをとってもピカイチです
これだけ沢山の方法を知っていれば音楽での
メッセージを発信するのには困らないですよね
政治的メッセージを歌にできるバンドって
沢山あるけど ここまでリアルなメンバーは
いないですよね 説得力も凄すぎます
この発信力こそがこのバンドの毒性で
一度喰らうと私の様になるので ご注意を!!
それでは次回までお元気で♡
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