大類宗次朗、前進。 | 「悠々として急げ second season」 松本天心オフィシャルBlog

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総合格闘技のリングに歴史を刻み続けるプロサンボ集団SKアブソリュートの総帥が日常を語ります。


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パンクラスに戦場を移してミドル級無敗のままウェルター級に階級を落として迎えた前回のタイトルマッチ。惜しくも王者佐藤豪則に僅差判定で敗れた大類宗次朗。


「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR 」10.2ディファ有明大会において、SRCウェルター級GPで活躍した高木健太選手相手に再起戦に望みました。


戦前、高木選手の強打を警戒しつつ、打撃だけではなくテイクダウンと寝技を効果的に使う戦術を組み立てていた大類でしたが、1R序盤、打撃を警戒してガードが上方に上がっている相手に対し、両足タックルを成功させ、実質このテイクダウンでトップポジションをキープした事が1Rの主導権を握る事に成功したと思います。


しかし2Rに警戒していたカウンターのフックを食らい、一時大類の意識は飛んでいます。パンチとサッカーボールの追撃をタックルでのリカバーに成功していなければ、勝ちはなかったかもしれません。意識がない中オートパイロットで再び上を取る事に成功し、トップキープとパウンドで判定3-0勝利を得ました。


強打を受ける事の危険性の体感、それをリカバー出来た経験を得たという点で今回の高木戦は大きな意味があったと思います。


ウェルター級戦国時代でサバイバル戦に1歩前進した大類宗次朗の次戦にご期待下さい。


PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR
2011年10月2日(日) 東京・ディファ有明

第11試合 ウェルター級 5分2R
○大類宗次朗(SKアブソリュート/9位)
×高木健太(PUREBRED川口REDIPS)
判定3-0(千葉20-19/小菅20-19/荒牧20-19)


■試合リポート

・GBR

http://gbring.com/sokuho/result/result2011_10/1002_pancrase_02.htm