思い出詰まってるね | ひだまりかふぇ。ともママのハンドメイド日記

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布小物・エコクラフト・アクセサリー・麻紐・・・などなどいろんなものに興味を持って作っています。

3人の天使がお空にいる天使ママです。
地上には娘と息子がいます

「思い出詰まってるね」

娘が昨日言いました。

今乗っているセレナが、年始にもう乗ると危険だと言われ

そもそもリコール通知が来ていたから修理に出したのが原因。

リコールから帰ってきた次の日には不調になったんです。

でも、別にディーラーに文句は無い。

もう時期だったのかな~と思う。

9年8万キロ

あと2年は乗りたいね。2年後なら私も仕事に復帰してるからそのときは

新車買おうね。

そういっていた矢先の、まさかの「乗り続けられません」と余命宣告

旦那は「どうせなら新車じゃないと」と言う。

そうだね~とウキウキしながら、でもお金の問題もあるからソワソワドキドキしながら

次の車を選んで、ナビ決めて・・・

来週納車に決まって・・・

今は、娘の習い事や、息子の幼稚園の体験入園に行く以外に乗らないと決めた。

娘の習い事は木曜と金曜、息子の体験入園は金曜の午前中

あとは新しい車の納車の時に、セレナに乗って行きディーラーでお別れ。

結婚して、妊娠して

子供が生まれるし義両親は車に乗れないから大きな車乗ろうってセレナを買って

納車の時は妊娠7ヶ月の終わり頃で、夜勤明けでボケボケな旦那の代わりに

大きなお腹で私が運転して帰ってきた。

妊娠8ヶ月で妹の結婚式に出席するために、私の両親と祖父母乗せて行った

その後、息子を40週2日で死産して

体が回復してから、一人で出かけるようになって

でも心はぜんぜん回復してなくて・・・

死ぬ場所を探してあてもなく運転したこともあった

その後、娘を妊娠して不安も喜びも感じながら運転してた。

娘が無事に生まれ、娘といろんなところに行った。

2度の流産

流産と診断され、でも自分で車で帰らなくちゃいけなくて

泣きながら運転して、どこをどう帰ってきたかわからないまま家の玄関で

座り込んで泣きじゃくって

3年間娘を幼稚園に送り迎えして

仕事に復帰して

旅行はディズニーランドやUSJ、海遊館、

いろんなところに行って

雑貨のイベントに愛知の岡崎まで行って、大雪で帰りに6時間以上かかって

すごい雪の中旦那がずっと運転してくれて・・・

息子を妊娠して、不育症の治療しながら不安で一杯で、

安静生活を送ってたから実家で過ごしていてセレナは週末に旦那が動かすくらいで寂しかった

息子が無事に生まれて

初めて4人で車に乗ったときの幸せな気持ちも覚えてる

やんちゃな息子と大きくなった娘といろんなところに行ったな~


私の悲しいときも幸せだと感じたときも

私たち夫婦の本当にいろんなことがあった11年のうちの9年を一緒に過ごしてくれたセレナ

娘も

「思い出詰まってるね」って・・・


そうだね。

きっともう一歩気持ちに整理をつけて前に進みなさいってことなんだと思う。


毎日、小さなことも、日々の日常のことも幸せだと思える

でも、子供を亡くした私が笑ってていいのかな?

幸せって思うのはおかしいのかもしれない

美味しいもの食べてるなんて最低だ

あの子達を助けられなかった私が生きているってダメなんじゃない?


いつもそう思ってた

今もそう思ってる。


でも幸せだと思う

笑顔になれる

おいしいものを作って食べて「おいしいね」って言う

それって自然なんだよね。

子供を亡くした私でも、幸せだと感じていいんだよね?


もう9年も経つじゃない

もう9年でも、忘れないんだよ

会いたいんだよ。

流産で抱っこすることもできなかった命でも私のお腹に宿ったのは事実で

それでも私の子供に間違いないんだよ。



もう自分を責めることをやめようと思う

やめられるかな?

笑顔で居ることに罪悪感を感じるのはやめようと思う。

やめられるよね?


きっと笑顔は何よりもお空にいる子供たちへの供養になるよね。


「お母さんは、お兄ちゃんが死んだのはお母さんのせいだと思ってる、ごめんね」

そう娘に話したことがある

娘は

「お母さん、大好きだからね」


智仁はどう思ってるのかな?

聞きたいけど聞けない

私が感じることは、智仁からのメッセージだと思って良いよね?



「おかあさん。次の車かっこいいね!」


そう言ってくれるかな?

今側で生きてくれている息子が車が大好き

きっとあなたも車に興味あるよね?


一緒に沢山思い出作りたかったね。

でもあなたたちは私の心の中で生きている

きっといつも一緒だよね。


思い出の車は無くなるけど

新しい車でいろんなところに行こうね


私も前に進まなくちゃ

「お母さんそんなんじゃダメだよ」

そうやって子供たち心配かけちゃダメだよね。


よし!笑顔で新車の納車に行くよ!