もしあなたがスピリチュアルな領域に

足を踏み入れたいなら

私の霊視体験が少しはお役にたつ

かもしれません。

 

 

 

私は少しづつ霊視が

できるようになった頃も

まだ不安定な自分の能力が

本当なのか不安にかられ、

自分の能力を確かめるために

ミディアムシップの

能力開発セミナーに参加しました。

 

 

なんとなく自然に霊視ができるように

なっていましたが、

先生について勉強したことがないので

これでお金を頂いていいのか…

そんな不安を抱えていました。

 

 

 

結果、そのセミナーは私の

不安を解消して

かつ実りあるものになりました。

 

 

 

イギリスの有名ミーディアムの

T・J・ヒッグスのセミナーです。

 

 

 

この霊に出会ったのは

セミナーのワークで

目の前の人に関わる霊魂を降ろし、

メッセージを読み取るというものでした。

 

 

 

セミナーの参加者はもう仕事として

ミディアムシップをやっている人もいれば

初心者もいました。

 

 

 

 

 

 

静かに、目の前に座った男性の、

まずご本人のハイヤーセルフにアクセスし

ご本人のことを霊視します。

そして次にその側にいる霊魂を

視るのです。

 

 

私の経験では、

生きている人にアクセスするより

亡くなった人へアクセスするほうが

ずっと難しい。

 

 

 

さて、目の前で座っている彼は、

セミナーで初めて会った人だし、

情報が何もない中でアクセスするから、

いつもやってる対面セッションより

ずっと難しい。

 

 

 

静かにして集中していると…

 

 

遠くから男性の声のような

ため息の音がした。

夏の暑い日の照りつける太陽。

じんわりと汗ばむ気温。

 

たくさんの道。足音。

ウオーキング?

違う。

茶色い革靴とカバン。

拭う汗。ビジネスマンだ。

 

.

 

 

彼はどうやら何か

ミスをして損失を出したようだ。

必死に借金を返すために

得意先回り、あるいは営業のようだ。

 

そして、胸がぐっと痛い。

ああ、心筋梗塞?いや、熱中症?

すごい胸痛い。

そして意識が亡くなった。

畳。たくさんの汗。

 

 

こんな映像や音、あるいは体感があった。

目の前の人にイメージをシェアする。

 

 

 

そう。順番にイマジネーションをシェアして

その霊魂が誰か当てる、ゲームのような、

でも真剣なワークだ。

 

 

 

すると

 

 

 

「多分、わたしの師匠にあたる男性だと

思います。彼に遭いたかった…

彼は、最後、畳の上で大往生でした。

そしていくら拭っても取れない汗ジミが

畳についていました…

そして晩年は借金だらけで

随分苦労したんです。

今日のセミナーも、

実はなぜ彼が亡くなったのかを

知りたくて申し込んだのです。

今のシェアで

彼の最後の状況がよくわかりました。

ありがとうございます。

満足しました。」

 

 

 

彼は、亡くなった当時、

自殺ではないかと思われていたようです。

でも病死だとわかり、ホッとしたようでした。

自殺だとしたら、

そばにいたのにもかかわらず、

苦しんでいたことを、

理解してあがられなかった

自分を悔いていたそうです。

 

 

 

でも、自殺ではなかった…。

 

 

 

そんなふうに体験をシェアしていたら

ふぁっと暖かい風が吹き

「言葉」が男性の声で耳元を通り過ぎ

ました。

 

 

 

最後まで信頼してくれたのは

〇〇だけだった。

他の人は借金ができると

みんな背を向けた。

○○、ありがとう。

今はゆっくり休んでいるから

もう心配するな…。

 

 

 

目の前の人にそれを伝えると

男泣きに声を詰まらせながら

 

「ずっと苦しかった。

でも、最後の瞬間も

彼の痛みも

全部わかりました。

ありがとう…」と。

 

 

こうして

亡くなった人の思いを知ることは

遺された人の心までも救うのだ。

 

 

合掌。