国際健康くんのブログ

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「15歳の少年、膵臓がん発見の画期的方法を開発 たった5分、3セントで検査」

$国際健康くんのブログ-15歳の少年

すい臓がんと言えばなかなか治療が大変ながん。
記事はこう書いています。

「難治がんである原因は、膵臓がんには特異的な初発症状がなく、膵臓がんと診断された時には大半が高度に進行しており、既にがんが膵臓の周囲の重要臓器に拡がっていたり、肝臓などの他臓器にがんが転移していて、7割から8割の方は外科手術の適応にならないこと、また、たとえ切除可能であっても早期に再発を生じることが多いことが挙げられます。

(独立行政法人国立病院機構大阪医療センター「膵臓がん(消化器科)」より)」



記事は続けてこう書いています。


アンドレイカ(今回の主役である15歳の少年)さんが開発した方法では、1つの小さな検査紙で 費用は3セント(約3円)、わずか5分でテストできるという。従来の方法と比べると、168倍速く、26,000分の1以下の費用、400倍の精度で検査できるという。

http://www.huffingtonpost.jp/2013/11/10/cancer-test_n_4252707.html


この方法は、他のがんやHIVなどにも転用が可能らしい。
今後にすごく期待!!
前回に続き、漢方編。

国立がん研究センター研究所がん患者病態生理研究分野長の上園保仁さんは漢方薬の科学的根拠を実証する研究をされているそうだ。その方のコメント。


>「私も以前は漢方薬の効果を信じていませんでしたが、2000年以降、質の高い研究論文が発表されるようになりました。例えば、肺がん治療に使われる抗がん剤シスプラチンの副作用の食欲不振や吐き気には、六君子湯(りっくんしとう)という薬が効くとされています。シスプラチンが食欲増進作用のあるグレリンというホルモンの分泌を抑制するのに対し、六君子湯に含まれる生薬の陳皮にグレリンの分泌を促す働きがあることが、国内の複数の研究で分かったのです」。陳皮とは乾燥させたみかんの皮だ。

 (中略)

 漢方薬自体にも副作用がある。生薬の甘草は、乳がん治療などの抗がん剤パクリタキセルによる筋肉・関節痛を緩和する芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)など多くの漢方薬に含まれている。この甘草を摂取し過ぎると筋肉、消化管、腎臓に障害が出る低カリウム血症を引き起こす。慢性肝炎から肝臓がんになるのを予防し慢性胃腸障害にも使われる小柴胡湯(しょうさいことう)には、治療の難しい間質性肺炎という重い副作用がある。

 「主治医に反対されたため、内緒で漢方治療を受けている」。上園さんが漢方薬への理解を広める市民公開セミナーでアンケートをとると、そんな回答が寄せられることがある。「漢方薬も医薬品。必ず主治医と相談のうえ、漢方に詳しい医師の処方を受けて服用することが大切です」



この記事には以下のようなリストがついていた。苦痛が緩和するのであれば、がん治療に漢方も取り入れていいのかもしれない。


 ◆がん治療で使われる漢方薬と適応症

 ◇大建中湯(だいけんちゅうとう)

  手術後の腸管運動まひ、腸閉塞(へいそく)

 ◇牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

  リンパの流れが停滞することで腕や脚がむくむリンパ浮腫やしびれ
 
 ◇六君子湯(りっくんしとう)
 
  胃がん手術後の逆流性食道炎、シスプラチンによる食欲不振、吐き気など

 ◇半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

  肺がんや転移性大腸がんなどに使われる抗がん剤の塩酸イリノテカンによる下痢

 ◇芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

  乳がんや肺がんの治療などに使われる抗がん剤のパクリタキセルによる筋肉痛、関節痛
 
 ◇十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

  進行乳がんの抗がん剤治療、ホルモン療法との併用での生存率改善、肝細胞がんの予防、
  進行胃がんの手術後の抗がん剤5-FUとの併用での生存率改善


 (厚労省がん研究助成金研究班「がんの補完代替医療ガイドブック」第3版を基に作成)

http://mainichi.jp/select/news/20130815mog00m040009000c3.html
前回に引き続き、漢方のお話。


 横浜市在住で乳がん体験者の団体「KSHS」代表の溝口綾子さん(52)も治療の副作用に苦しめられた一人だ。07年に都内の病院で乳腺がんと診断され、手術前の抗がん剤投与で手足のしびれや食欲不振、むくみ、術後のホルモン治療では火照りやのぼせ、睡眠障害、もの忘れが出た。

主治医の紹介で同じ病院の漢方医の診察を受け、のぼせやめまいに効くとされる女神散(にょしんさん)を処方された。多くの症状はゆっくりとだが、着実に引いた。「しびれや火照りといった目に見えない症状をきちんと診察してもらえたのが良かった。

しかも、医師が処方した漢方薬は保険がききます。インターネットで宣伝しているサプリメントなどに比べ、安全かつ安価に入手できるのだから使わない手はありません」(溝口さん)。現在、148種類の漢方薬が健康保険の適用対象だ。



記事はこの後渡辺さん(元慶応病院漢方医学センター長:前回の記事参照)のコメントに続く。


 がん治療の中で漢方薬は(1)副作用の緩和(2)再発・転移の予防(3)終末期の苦痛の軽減 に用いられている。厚生労働省の研究班がまとめた「がんの補完代替医療ガイドブック」には、六つの漢方薬が挙げられている。これらはいずれも科学的根拠(エビデンス)は確かめられていないものの、臨床現場で使われる頻度が高く安全性が比較的高いとされるものだ。

「部分ではなく全身に作用し、体への負担が少ないのが漢方薬の特徴です。西洋医学はがんを取り除くことを重視し、副作用に目を向けてこなかった。そこを補完するのが漢方の役割。再発や転移を予防するとの確かな証拠はありませんが、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)や十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)は免疫力を向上させると考えられています」

 治療の主力はあくまで西洋医学だけに、漢方薬を使うには主治医の理解が欠かせない。しかし現実には、その効果を疑問視する医師が少なくない。理由は科学的根拠の不足にある。


確かに、漢方は漠然と「いいもの」という認識があるかもしれない。治療というよりは緩和とか体質改善のようなイメージかな。
責任問題もあるので、科学的根拠がなければ医師も勧めづらいのも確かにあるだろうな。

(つづく)
前回は、身近ながん予防の話を書いたので、今回は身近ながん治療法について書いてみます。


知り合いの中国の方と話すと、「その生薬はよく使いますよ。鍋の中に入れたりします」といわれます。薬膳という言葉があるくらい漢方はすごく身近なんでしょうね。

その漢方について、毎日新聞に興味深い記事があったのでご紹介。内容が長いので、何回かに分けて書きたいと思います。


「中国を源流として日本で独自に発達した伝統医学の漢方が、がん治療に取り入れられ始めている。西洋医学の治療と漢方薬を組み合わせることで、抗がん剤や放射線治療による副作用の軽減やQOL(生活の質)の向上に効果を上げている。とはいえ、多くの患者が利用するには課題が残る。」
毎日jp http://mainichi.jp/select/news/20130815mog00m040009000c.html


「体中がかゆくて身動きができないんです」。東京都港区の団体役員、バックレイ真知子さん(63)は2008年に慶応大病院で乳がんの手術を受けた。続いて取り残した恐れのあるがん細胞をたたくため、抗がん剤の点滴投与が始まった。だが2回目の投与後、全身に赤いミミズ腫れが浮かび、猛烈なかゆみに襲われた。抗がん剤の副作用だ。ステロイド剤の塗り薬を処方されたが治らない。

 抗がん剤を減らす提案も受けたが点滴は19回も残っており、効果が薄れるのを心配して治療を続行。同時に、開設されたばかりの同病院漢方医学センター受診を勧められた。処方された黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を1日3回服用したところ、症状は徐々に鎮まり、2週間後にはほぼ消えた。その後、がんの再発はない。「漢方薬がなければ抗がん剤治療を続けられたかどうか……」。バックレイさんはそう振り返る。



記事はつづけて、こう言っている。


 当時のセンター長でバックレイさんを診察した渡辺賢治さん(現同大環境情報学部教授)は「黄連解毒湯は熱を下げ、炎症を取る薬。湿疹やアトピー性皮膚炎の治療にも使います」と解説する。


漢方といえば中国というイメージだが、意外と日本の、特に医療現場においても、漢方を使っているんだと思った。

(つづく)
前回と同じ乳酸菌に関わるお話。

突然ですが、「便秘はどこで起こりますか?」と聞かれたらみなさんはどう答えますか?

お腹?

便秘でお腹が痛い時ってお腹の真ん中らへんをさすりますよね。
これってからだの中ではどこらへんだろう。

国際健康くんのブログ-からだの図


この図から考えてみると、ちょうど小腸あたりになりますかね?

そうすると、便秘が起こるのは小腸?


実は答えは違うんです。
以下の記事を見てみてください。


「便秘は小腸や大腸上部では起こらず、S状結腸から直腸という限られた下部消化管で起こります。」

東北大大学院農学研究科教授 齋藤忠夫
参照:http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1124/20131013_01.htm

斉藤教授は以下のように続けています。

「大切な点は、この場所が大腸がんの80%以上が起こる場所と一致していること、さらには潰瘍性大腸炎(UC)の初期炎症もこの場所で起こります。
                (中略)
ブルガリア地方では、1人当たり1日1キロのヨーグルトを食べているそうです。ブルガリアでは、便秘という病気が分からず、経験もないそうです。ヨーグルトの整腸作用と便秘防止の威力が実証されています。ヨーグルトは大腸がんを防ぐ数少ない食品と言えるでしょう。」



便秘解消には、自分が本来もっている腸内細菌を元気にするために、エサとなるオリゴ糖を摂るのも良いそうです。

がんで亡くなる日本人を部位別に分けてみると、大腸がんは男性では3位、女性では1位。
参照http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html


日々の食生活に、ちょっと意識して健康のための食品を取り入れるということは、がん予防にはとても大切だなぁと。

「ちりも積もれば山となる」ですかね。
子供の頃、飲むのがうれしかったヤクルト。
仕事帰りの父親を最寄駅まで迎えに行ったときに、2本セットで自動販売機で買ってもらい、子供ながらにお得感を満喫したなぁ。


さて、そのヤクルトが乳酸菌摂取と乳がん発症との疫学研究の結果を発表。

「子どもの頃も含めた過去の食習慣で乳酸菌「ラクトバチルス カゼイ シロタ株(L.カゼイ・シロタ株)」を習慣的に取り入れてきた人は、そうでない人に比べて乳がん発症リスクが低いことを確認した。」


$ひぐぅ~のブログ-L.カゼイ・シロタ株の摂取頻度
-研究の詳細は科学雑誌「Current Nutrition and Food Science」に掲載-
参照:http://news.mynavi.jp/news/2013/07/19/019/index.html

この研究は京大や東大のお偉い先生がやっているそう。


子供ながらに楽しく飲んだヤクルトが結果的に乳がん予防になっていたということになれば、これはとってもうれしいこと!!
身近なものでがんの予防(もっといえば治療)ができるものがもっともっと増えれば、気持ち的に、がんは怖い病気ではなくなるかもしれないな。

健康に関わる世の中の多くの企業さん、ファイト!!
週刊ポスト2013年9月13日号にちょっと気になる記事があった。

「最新のがん治療 感染するとがん細胞を破壊するウイルス利用」
参照:http://www.news-postseven.com/archives/20130906_208999.html


 現在のがんの主治療は手術、放射線、化学療法(抗がん剤)だが、このウイルス療法は画期的な治療法として世界で研究開発が進んでいるそうだ。
 

「がん細胞は正常細胞に比べてウイルス感染に弱く、感染するとウイルスが増殖してがん細胞を破壊することが知られていた。しかし、ウイルスの作用をコントロールすることが難しかった。近年、遺伝子組み換え技術が発達し、がん細胞だけで増殖するウイルスを人工的に作ることが可能になった。ー(中略)ー 1991年にアメリカで毒性を失くした遺伝子組み換えウイルスをがん治療に応用する概念が提唱され、日本でも2009年から最新型ウイルスで臨床試験が行なわれている。」 



確かに、がん細胞だけでウイルスが増殖すれば、それは有効なのかもしれないけど、ウイルスが変異して悪さをするようになったらどうなっちゃうのだろう?
変異しないっていう保証はあるのかなぁ。



「将来はウイルスに様々な機能を持った遺伝子を組み込むことで、がんの特性に応じた治療ができるようになるかもしれない。例えば、免疫を刺激する遺伝子を組み込み、がん細胞に対するワクチン作用を強力に引き起こしたり、血管新生を阻止する遺伝子を組み込み、腫瘍血管が豊富ながんに使用したりするなど、活用が広がる可能性がある。」




設計図である遺伝子にあれだのこれだの入れてホントに大丈夫?
普通じゃない人工的なウイルスが体内に入るのは・・・、ちと怖いなぁ。