【創業者の墓参】
1994年3月19日(享年78歳)井辻食産株式会社の創業者・井辻美代次が他界しました。
毎年3月19日の前後に「創業者に感謝する日の墓参」として、社員全員で墓参をしています。
「創業者に感謝する日の墓参」には、
(1)井辻食産を創業してくれたことに感謝する。
(2)原点に戻り「創業の心」を再認識する。
という2つの大きな意義があります。
社員全員に感謝の気持ちと、先縁尊重の気持ちを持って頂く為のとても大事な日と考えています。
(1)井辻食産を創業してくれたことに、感謝する。
昭和22年2月に今のグリーンアリーナの前の市営住宅を改築して「井辻製麺所」として、祖父と祖母が創業をしました。
戦後間もなくのことで、当時の広島は焼け野原で何もない状況だったと思います。ちょうどその頃、小麦粉の配給があってそれを、中華麺に加工して生計を立て始めました。小麦粉を加工し提供することで「たくさんの方に喜んで頂きたい」「この街を復興させたい」という想いだったと思います。
その後、屋台店や中華料理店に中華麺、餃子皮等を卸すようになっていき、祖父の妹から「東京では、餃子皮を、精肉店やスーパーで売っている」という情報を得て、餃子皮やワンタン皮をメインに製造するようになっていきました。
もう一つの柱として、どこにも負けないようなラーメンを作りたいということで「ひろしまランメン」のチェーン化をし、ピーク時には、15店舗にまでなりました。
60才の還暦を迎えると同時に、父に社長を譲り、引退をし、悠々自適の老後を送り78才の彼岸の中日に、あの世に逝きました。
創業者・井辻美代次が井辻食産を創業してくれたお陰で、こうして素敵な仕事が出来て、こうして生活をすることが出来ていて、そして何より世の中に貢献が出来ているということを、改めて創業者に感謝をしたいと思います。
(2)原点に戻り「創業の心」を再認識する。
創業者は、家族を思う気持ち、従業員を思う気持ち、お客様へ対する気持ちは、人一倍強い方でした。
ひろしまランメンを始めた頃は、創業者は自ら厨房に入って、麺上げや、鍋を振っていました。麺の固さを一つ一つ、キチンとチェックをし、スープの味も一杯一杯確認をしていました。また、残って来たラーメンのスープをすすってみては「何か、味がおかしかったのではないか。」と、確かめてもいました。一つ一つの商品・料理を心込めて作ることの大事さを改めて、心に留めていきたいと思います。
水道水の垂れ流し等にはとても厳しく、またネギの先の先まで丁寧に使う等、無駄遣いという部分に関しては極端に嫌っていたということから、物を大切にすることも再認識をしたいと思います。
大阪までしか新幹線が走ってなかった頃に、広島に新幹線の形のランメン屋を開店させるという、独創的なアイデアを持った方でした。これからの時代を切り開く為には必要な独創的なアイデアを考えていきたいと思います。
「創業者に感謝する日の墓参」の2つの意義、
(1)井辻食産を創業してくれたことに感謝する。
(2)原点に戻り「創業の心」を再認識する。ということを再度全員の心に留め、その2つの大きな意義が詰まった《企業理念》に基づいた行動を、全員で更に進めていきたいと思います。
あの日、創業者は他界しましたが、あの日から今までも、いつも私達を見守っていてくれていると思います。もちろんこれからもずっと、見守り続けてくれると思います。
創業者に誇れる会社にしていけるように、
これからも全員で知恵と力を合わせて頑張って参ります。
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