決められない政治こそが良い | アトラス塩浜のブログ

決められない政治こそが良い

■「多くのアジアの人々を不安に」=米誌タイムが安倍首相特集
(時事通信社 - 04月22日 13:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2853610

あべし=安倍氏の「あっぱれ」なのは、2012年12月の衆議院選挙で大勝してもいい気にならず、2013年の参議院選挙にも勝つまでは見事に猫を被り続けた点である。

これは簡単なようで難しいらしい。
官僚と違って政治家はちょっと勝つとすぐ調子に乗り、余計なことを言って自滅する。

集団的自衛権、武器輸出3原則の大幅変更、特定秘密保護法、TPP、道徳の教科化などなど、1つでも政権が吹っ飛びそうなことに次々手をつけている。
これが「決められる政治」である。

アベシにとって有難いことに、消費税増税という一番国民が敏感に反応しそうなことについては、民主党政権がやってくれた。

私は、ここ30年くらいの体験を思い起こしても、できてほしい法律ができない(例・盗撮禁止法)ことへの不満よりも、できてほしくない法律ができてしまう不満の方が断然大きい。

「決められる政治」というのは、できてほしくない法律ができてしまうことに他ならない。
ねじれ国会大歓迎。
与党がなんでも勝手に決めていくのでなく、他党の多くを粘り強く説得してようやく法律を作ることができるくらいで丁度良い。


オタクのコーナー
ヲタ芸のDVDつきの本を買って、本当に腹が立った。

ヨガでもボクシングでも、指導者が演ずるだけでなく、「膝を曲げないように気をつけながら、まっすぐに腰を伸ばします。息を止めないようにしましょう」
と1つ1つの動作を解説するものである。

この本では、本は小さい写真に矢印がついていて、しょせん平面の写真では動きが理解不可能、DVDでしっかり解説しているかと思いきや、

黙って黙々とヲタ芸やっているのだ。
少しは理解してもらおうという気持ちがあるのか?
単に隙間産業狙って金儲けしようということか。
演者の、やる気のカケラも感じないヲタ芸にも腹が立つ。