武器貿易条約+メフィラス星人の耳 | アトラス塩浜のブログ

武器貿易条約+メフィラス星人の耳

武器貿易条約について国際社会で話されている途中である。
4月5日にこの条約の交渉過程について報告を聞きに行った。

この条約は武器貿易を全部禁止するものではないが、独裁者が人民を弾圧している国とか、正に紛争中の国に武器を渡すのはやめようという趣旨である。

大量破壊兵器も問題だが、普通の小型武器が出している犠牲者が多い。

この条約を作るという点は大体合意しているが、どの程度のものになるか。抜け穴だらけになるのか。

まず、適用範囲。 通常兵器・小型武器は当然、弾薬・構成部分・技術・警察用装備も対象にしてほしい。

行為。 輸出はもちろん、輸入、つみかえ、ブローカリングも対象にしてほしい。

条文として、take into account というような弱い表現ではなく shall notのような強い禁止にしてほしい。

報告制度を義務化してほしい。

単に禁止に留まらず、既に出た犠牲者を支援する制度を盛り込んでほしい。

発効条件…条約というのは、60カ国以上の批准が必要などなど、発効に必要な国の数が定められる。あまり少ないと影響力が弱いとはいえ、あまり発効条件を厳しくするといつまでも条約が発効しない。

透明性の確保も重要テーマ。

7月の交渉に向けて、手続き面で激しいやり取りがあったようだ。
そのあたりについてはいずれまた書く。


ところで、この報告会、予定時間が過ぎているのに、司会が何度もチラチラこちらを見ては質問を促していた。
まだこの司会者には、それほど私は認識されていないはずなのだが、そこまで促すなら、と思って質問した。
私の後、私の後ろに座っていた女子高生が質問した。
あ、多分、司会者は私でなくて、こちらに促していたんですな。

すみません、小学校時代から、中学・高校・大学、そして現在に至るまで、ずっとずっと盛り上げ役として扱われていたもので、こういう時にはすぐ自分に役割が期待されていると思ってしまうのです。



オタクのコーナー
秋田書店「ウルトラ怪獣大図鑑」の復刻版が出た。

裏表紙にあるアンヌ隊員の姿に興奮したものだった。
というか、今も興奮する。
本来の私は、もっと肌の露出が多くないと興奮しないのだが、アンヌ隊員については隊員服の上からでも十分である。

さて、この本は何度も読んだし、記憶力が良い私は重要ポイントは大体暗記していて、今までもよくネタに使っていた。
が、昔あまり気にも留めず、したがって記憶もしていなかった部分で、今更目をひいた部分があった。

「メフィラス星人」の「メフィラス耳」についての記述である。
「5万光年も離れた所でしゃべっている悪口が聞こえるメフィラス耳」とある。

悪口というのは単なる例示で、ともかく5万光年離れたところの声が聞こえるのか、それとも、ひねくれたおじいちゃんのように、普段は聞こえないのに、悪口になると急に聞こえるのか。

そもそもこの能力は生きていくのに都合が良いのであろうか?
アイドルの中には、2ちゃんねるなどを見ないようにしている人も多いと聞く。
悪口を見て落ち込んだら活動にも支障が出るからである。

5万光年先からの悪口が聞こえたら、精神状態を保つのが大変ではなかろうか。