塩浜修22歳ごろの文章+小さいブルマーその後 | アトラス塩浜のブログ

塩浜修22歳ごろの文章+小さいブルマーその後

以下の文章は、大学卒業間もない時期の私が、就職を目指す大学生に向けて書いた文章です。

当時書いた文章がたくさん見つかったので、「このあたりはまだ青い」とか、「昔から熱いなあ」などと思いつつ、再現することにしました。

 

では、ここから再現文章スタート。

人間は生きるために食わないといけないが食うために生きているのではない。生きるために金は必要だが、金のために生きているのではない。このことをここにはっきりと確認する。

 

職業というのは一応生きるための金を手に入れるのも目的だが、もう一つ、自分ができる形でこの世の中に貢献するのも大きな目的である。

うまいものを食っても食ってる時楽しいだけ。次の日になっても「ああ満足だ。」なんて思いが残ってるわけではない。女と楽しいことしても束の間の夢。死は確実にやってくる。死ねば幸福であるかのように見えた女も金も全て無となる。

私は死という期限が来るまでに「オレは生きているうちにこれだけのことを世に残した。ああ満足だ。」と思えるものを築きたい。死が来てもこわれない仕事をしておきたい。私にとっての仕事はそういうものだ。

 

金なんか二の次だ。ちゃんと食っていければ良い。余分な金があっても死後の世界まで持っていはいけない。

人に迷惑かけてまで金を儲けたいか。

他人をだましてまで金を儲けたいか。

もう一度繰り返す。金のために生きてるのではない。生きるたもに少しは金が必要なだけだ。

 

私の心の中に美しい心もある。怠け心もある。ドスケベな心もある。それらの心の中で私の気持ちは揺れ動く。理想と現実のはざまを行き来している。ただ、どうせ生きるなら、そしてどうせいつかは死ぬならば、少しでも美しい心に従いたい。現実を無視はできないが、現実にしっかり足をつけつつ少しでも理想に手を伸ばしたい。

 

皆さんが職を選ぶなら自分の能力に照らして、何をやったら世のために一番貢献できるか考えれば良い。信念と趣味と、哲学と仕事を全部同じものにしてしまおう。

 

私のことを自信過剰という人が多いが、そりゃあ、1番自信のある仕事で戦ってるのだから自信はある。他人とくらべて自分を卑下する必要などない。他人がやった方がうまくいく仕事ならそいつに任せりゃ良い。塾で言えばそいつにその生徒を任せるべきで、その先生より劣る自分なんかが生徒を教えたら迷惑ではないか。全面的に俺に勝てる奴などいない。知識で俺に勝てたって俺の教え方がうまい。俺の方が教え方が下手だとしても俺のほうが落ちこぼれに優しい。何かで部分的に私が上回る。だから私はこの職についている。

 

皆さんも最も自信のもてる、そしてもっとも好きな仕事につくべきだ。どんな仕事にも苦労はある。しかし好きな仕事のためならどんな苦労にも堪えられる。仕事と趣味と哲学が一致していればどんな壁も突き破れる。仕事は金儲けの手段で趣味は別なんていうから苦しさに耐えられなくなるのだ。

 

・安定性

「しかし、ある程度安定した職でないと食っていけなくなる。」―なんて奴が多い。私の親もそうである。あげくの果て「学校の教師なら安定している」とくる。そんな目的で学校の先生になる奴が多いから神聖な教育が汚れ、塾が尻拭いすることになるのだ。安定なんてのは甘えのもとになる。食い物屋はまずいものを売ったらつぶれるから本気になる。塾は下手な教え方すれば生徒が減るからいろいろ工夫する。

安定した職というのは、よっぽどヘマしない限り、いつも同じだけ給料をもらえ、時がたてば少しずつ。昇進する。競争して、駄目な奴がつぶれていくのが資本主義の長所だ。競争によって向上がうまれる。

 

甘ったれない自信がある人は良いが、私のような甘ったれはある程度嵐の中に自分を投じないと駄目だ。塾の場合、3年生は確実に消え何万かの収入源が必ず消える。次に新一年生が来るとは限らない。常に自分を磨き続けねばならい。

 

自分を磨き続けたい人はむしろ安定していない職につくべきである。

大体何が安定してるかなんてわからない。

日本の得意技の重化学工業などそのうち韓国やら台湾やらに抜かれるからお楽しみに。(今の塩浜による註・・この予測は見事当たった。)

資源のない日本、技術が行き渡れば負ける。日本は賃金コストが高いから不利である。

安定性の上に眠っていたいなんて思っていると国民に迷惑をかける存在となる。大井川に橋をかけるとき、川渡し人夫が反対したらしいが、自分の金のために国民に迷惑をかけるのはやめてもらいたい。

私は学校教育がまともになってくれればいつでも今の職から手を引いて良い。

 

 

オタクのコーナー

以前、小さめのブルマーをはいてもらって、ぴっちぴちになっているのが好きだと述べた。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1789906760&owner_id=2663509

しかし、小柄な女性の場合、Sサイズのブルマーでもぶかぶかになってしまう。

そこで調べた結果、わざわざ注文しないと置いていないのだが、Sの下に、140、さらに130というサイズがあることがわかった。そこで、このたび130のブルマーを2つ注文して手に入れた。

我ながらくだらないことに頑張るものだ。

 

 

以下は話変わって1月22日のイベント案内。 (昨日のブログに載せたのと同じです)

いよいよ「社会保障・税一体改革」の名の下に消費税増税が政府によって行われようとしているなか、一体税金とは何なのか、課題は何か、新しい税金の考え方等々、税の基本を名講師がわかりやすく解説します。毎回笑いをとる講師です。

国際連帯税を推進する市民の会(ACIST)ゼミナール
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<日本の税制の課題をわかりやすく解説!>
グローバル経済のなかでの日本の税制(消費税等)の課題を考える
-講師:三木義一・青山学院大学法学部教授-
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日 時:2012122日(日)午後130分~430
会 場:青山学院大学「総研ビル614603教室」
     (地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約5分)
     ・キャンパスマップ:http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html  
参加費:500円(資料代等) ACIST会員は無料
定 員:50人
参加申し込み先:お名前、ご所属(あれば)を記入して下記までにお送り下さい。
 E メール: acist.japan@gmail.com  FAX 03-3834-2406 
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今、「社会保障・税一体改革」(以下、一体改革)ということで消費税引き上げ議論が起
きています。2011年末で国債や借入金など国の借金が10241047億円という目もくらむ
ような金額に上っています。ですから、国の財政を何とか改善しなければ、ギリシャなど欧 州債務危機の二の舞になってしまいます。消費税の引き上げもやむを得ないかもしれま
せん。

しかし、私たちは消費税引き上げに素直に従う気にならないことも事実です。増税の前に
行政や財政の無駄を徹底的に省くなど、他にやることがあるはず、と。私たちはここで「税金 とは何のためにあるのか」という原点に立って、消費税を含む一体改革の議論を注視していく必要があります。

また、この一体改革は消費税だけではなく、所得税や法人税等についても抜本改革を謳い、
さらに現在のグローバル化した経済のもと、国際課税分野についても検討すると提案されてい ます。私たちは「応能負担にふさわしい公正な」税制を望むものです。が、実はその公正さもひとたび国境を超えると全く無に帰してしまいます。現在世界的にも問題となっている富裕層 (企業、個人)の国境を利用した租税回避の問題です。

一方、国境を越える経済活動に協調して課税しようという税制が国際連帯税です。この税
制のひとつである航空券連帯税はすでに15カ国ほどで実施されています。さらに、今年に入り 金融取引税(通貨取引税)導入の動きがはじまっています。それは、行き過ぎた投機マネーへの抑制政策として、国の税収増の政策として、そして世界の貧困問題等のグローバル公共財の政策として、検討されています。

以上の現状を踏まえ、三木先生には『グローバル経済のなかでの日本の税制の課題を考える』
と題し、「日本の税制・社会保障の課題について」「グローバル化した経済の中でその課題
をどう位置付けるべきか」等につき、分かりやすくかつじっくりと解説していただきます。

その後、「国際連帯税を推進する市民の会(ACIST)」の方から国際連帯税・金融取引税の
世界と日本の動向の最新情報についても報告し、参加者の皆さんとのディスカッションの時間を持ちたいと思っています。
みなさまのご参加を心よりお待ちしています。

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三木義一先生のプロフィール
一橋大学大学院修了後、大学で教鞭を執りつつ、弁護士活動も行う。ドイツでミュンスター財
政裁判所客員裁判官も務めた。立命館大学教授を経て、現在、青山学院大学教授。
2010
年には政府税制調査会専門家委員に就任し、今日に至る。著書、『日本の税金』(
波新書、2003)ほか多数。