中国に売るだけが売国にあらず | アトラス塩浜のブログ

中国に売るだけが売国にあらず


尖閣 首相は確固たる立場主張

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1406395&media_id=4

尖閣諸島をめぐる問題をはじめ、民主党には文句がいっぱいある。

が、珍しく民主党の弁護を少々。

要点 中国への売国奴でない政治家はたいていアメリカへの売国奴である。

以下、本文

まず4つのパターンを示す。

ア アメリカにも中国にも弱腰

イ アメリカにも中国にも毅然とした態度

ウ アメリカに少し物申すが中国に弱腰

エ 中国に毅然とした態度だがアメリカに弱腰

はっきり数字で示せるものではないが、大雑把に言うと、主な政治家はウかエである。

イは小林よしのり氏など在野に少々いるが、責任ある立場に立つと中々アメリカ・中国の2つに両方一度に毅然とした態度もできない面もあろう。

ウに対して「売国奴」と罵るのも結構だが、ウじゃない議員はたいていエであって、どっちみち売国奴なのである。

ウは田中角栄、金丸、野中ひろむ、河野洋平、公明、社民など。

エは自民党清和会に多いパターン(ただし福田赳夫、福田康夫は例外でウ)で、岸信介、小泉純一郎、安倍しん三など。

民主は自民に比べるとウの傾向が強いが、長期的な発想なのか、なりゆきかは不明。

前原誠司など松下政経塾出身者は全体としてエの傾向が強い。

小沢一郎は昔はエだったが、前原や松下出身の若手に世代交代されないためだか何だか、旧社会党グループと組むためなのか、急速にウになってきた。

最近の若い人は、最近の小沢しか知らないと見えて、小沢を中国・韓国べったりの左翼売国奴と見ているのが面白い。

実際は1993年に政権交代したのに、小沢がエの立場からウの社会党・さきがけをいじめるので、社会党とさきがけが自民党と組み、せっかく日干しになりかかった自民党が政権復帰して息を吹き返したのである。

小沢はこれ以上居場所がなくなれば、急に自民党やみんなの党やたちあがれ日本と組んでエの主張をするかも知れない。

外交と経済が直接結びつくものではないのだが、大体エの立場の人は新自由主義経済に走る。

小泉・竹中が典型例である。

ウもエも売国奴であるには変わりなく、後は程度問題である。

尖閣諸島問題は、左翼の私から見てさえ、確かに歯がゆい。

が、だったら、大義なきイラク戦争という侵略戦争への協力を、国会閉会中に勝手に約束してきた小泉はどうなのだ。

郵政民営化をはじめ、日本がここ10年くらい「改革」と称してきたものは、ほとんどアメリカからの「年次改革要望書」に沿ったものなのである。

はい、これ重要。

ぜひ検索したりして研究してほしい。

おすすめの本は「拒否できない日本」文芸春秋 関岡英之

右翼はメディアが左翼に乗っ取られていると思っているようだが、私などは、メディアがアメリカに都合よくコントロールされているように見える。

なんだかんだ言いながら結局アメリカからの年次改革要望書に沿って進んでくるしか能がないことこそ、売国奴ではないか。

民主党は、この要望書を検討する委員会を廃止した。

偉い!

もっとメディアは書きたまえ。

これを書かずに、アジアにペコペコするところばかり報道することこそ怪しい。

田中角栄とロッキード事件と言い、アメリカ様に逆らうと、何か変な事件が起きる。

中国の中華思想丸出しの厚かましい外交にもうんざりするが、アメリカの方が紳士面してよほど怖い。

愛国を名乗る者は、日本が中国に弱腰の時には怒り狂うが、もう少しアメリカへの弱腰にも文句を言ってほしい。

歯がゆくて、私が真の愛国団体を作りたくなるほどである。

尖閣諸島侵略よりも、日本の農業への攻撃の方が怖いかも知れない。

右翼の立場からすれば、農産物輸入自由化など、天皇制に対する冒涜であって、たかが(とあえて言おう)工業製品売るくらいのために農業を犠牲にして良いのか。

食糧安全保障の面はもちろんのこと、瑞穂の国、日本の文化、天皇制と密接に結びついた農業を売り渡すことこそ売国奴だ。

古事記を見たまえ。

食べ物の神様オオゲツヒメの死とひきかえに、稲だけでなく、大豆や粟が生まれた。

私が右翼団体作ったら、「コメの自給は当然のこと、大豆も自給しろ」くらいのことは言う。

マイミク申請は初めての人も気軽にどうぞ。

オタクのコーナー

11月15日は、坂本竜馬の誕生日であり、命日でもあるぜよ。

アイドル鈴木まりえの誕生日でもあるぜよ。

かぶとむしの幼虫のえさは、単にくぬぎの木を砕いたものは安く、それに牛フンなど混ぜて発酵させたものは高い。

発酵させた奴は臭いのだが、確かにこっちの方が断然大きいカブトムシに育つのである。

こういう経験をしていると、臭いにおいを嗅ぎながら、「これは大きいカブトムシを育てられそうだ」と嬉しくなってくる。