裁判員制度改造論 | アトラス塩浜のブログ

裁判員制度改造論

小泉進次郎 予算委による6分の尖閣ビデオ視聴会に疑問
 衆議院予算委員会が尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオが流出したことを受け、衆参両院の予算委員会は..........≪続きを読む≫


エ 映像流出「罪とは思わない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1404240&media_id=4

裁判員制度は、重大犯罪について使われているが、逆に「軽い犯罪について刑罰権を使うべきかどうかを国民に問うために使う」という制度に変えてはどうか。

今回の犯罪、政府側が意地になって捕まえているとしか思えない。一方、国民の中には、この情報を隠す方がおかしい」と思っている人が多い。

私は今回の事件に関しては情報を出して良かったと思っているが、これでいい気になって国家機密がどんどん漏洩されては困る。

日本の法律は、「とりあえず、片っぱしから網をかぶせておこう」「でも、普通はこの条文通りに適用したりしないから、安心してね」とやっておいて、いざとなると、権力にとって気に食わない奴は捕まえる。

カッターナイフを持っていただけで銃刀法違反、旗竿持って集まったら凶器準備集合罪。
宅配ピザのチラシや裏ビデオのチラシは毎日のように郵便受けに入ってくるのに、イラク戦争反対のチラシを配ったら捕まえる。

もっとけしからんのは、公安警察が、自分で勝手に転んでおいて「公務執行妨害罪」で捕まえるという手口である。
これでは気に食わない人間をいつでも捕まえることができる。
治安維持法があるようなものではないか。

司法試験に受かる奴も結構世間知らずなので、戦前はいざ知らず、今の民主主義の世の中で警察がそんなひどいことをするはずがないなどとお気楽なことを思っている。
大体起訴された人の99.96%が有罪になるなんていうのは、検察官が神様のような能力があるか、または裁判官が役立たずなのかどちらかではないか。
もちろん、検察官は神様ではない。

さて、一般国民・ど素人に「やったかやらないか」「死刑にするかしないか」を判断させるのが無茶である。

ただ、検察・裁判官・弁護士が同じ試験受けて同じ研修受けている中で、起訴された99.96%有罪になるという状況、そして、細かい法律がウジャウジャあり、権力にとって気に食わない奴は誰でも捕まえることができるという状況の下で、この権力による暴走に歯止めをかけるという1点において、一般国民・ど素人が裁判に参加する意義があると思う。

塩浜政権樹立の時には、まったく異なるシステムにする。
国民から選ばれた裁判員は、被告人を裁くのではなく、刑事司法手続きがまっとうだったかどうかを判定する。

ちゃんと弁護人をつけたかどうか、取り調べが異常に長時間に及ばなかったかどうか、接見のチャンスは十分に与えられたかどうか、あるいは形式的に違法だったとしても、国家が刑罰権を発動すべきものであるのか、それとも単に権力による弾圧が行われたと考えて、国家の刑罰権発動に、国民として異議を唱えるか。

したがって、私の提案するシステムでは、一般国民が犯罪現場の気持ち悪い写真を見せられたりしないで済む。


国語ネタ
今回情報を流出させた者は「悪いことをしたとは思っていない」と言っているそうだ。
こういうのを「確信犯」と言う。
最近、「確信犯」という言葉が、「悪いと知りながらあえて堂々とやってしまう」という意味で誤用されるが、正しくは「形式的には違法であるが、何らかの信念により、悪いことだと思わない」という場合に用いるのである。

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オタクのコーナー
クイズ 11月14日の塩浜の予定は
ア アイドル鈴木まりえ32才の誕生日ライブに行く・・阿佐ヶ谷どらむ
イ 身長145センチのアイドル、郷美寿梨の初DVDイベントに参加・・・ソフマップ音楽CD館
ウ 11月15日が坂本竜馬の命日なので墓参りに行く
エ 世界連邦武蔵野支部50年記念式典に参列

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