旧日本軍の失敗から学ぼう | アトラス塩浜のブログ

旧日本軍の失敗から学ぼう

軍事評論家の山崎八九生(やくお・・・8月9日生まれ)先生をお招きしての「平和を考えるセミナー」第1シリーズ。

今度の土曜日6月27日は、シリーズ最終回。

少し毛色を変えて、軍事問題というよりも、戦史を通じての組織論。

演題は「旧日本軍の失敗から組織運営を考える」


会場 東京都千代田区永田町2-16-2 星陵会館・・日比谷高校の隣
(永田町駅から徒歩数分、国会議事堂前駅から徒歩数分)
http://www.seiryokai.org

講師 軍事評論家・行政書士・世界連邦日本国会委員会事務局員・山崎八九生氏

参加費 各回2000円 ただし世界連邦運動協会会員(年会費5000円)に入会した人は各回500円。
問い合わせ・申し込み sekairenpou@beach.ocn.ne.jp 塩浜


山崎先生に言わせると、

「失敗の中からこそ学ぶものが大きい」

「特に戦争の時には、それぞれの民族・国民の癖・欠点が現れやすい」

とのことである。

よく「アメリカと大日本帝国では生産力・資源が違いすぎ、日本が勝てるわけがない」という指摘がある。

これはごもっともなのだが、ただでさえ生産力・資源で劣る日本が、組織運営の面で非効率なことばかりやって、一層不利になっているのである。

恐らくはそういった話も出るものだと思う。

6月11日は中国の軍事力について

印象に残った点をいくつか。

まず、「中国の軍事費がここ何年か急激に伸びているから脅威だ」というが、

 日本も高度経済成長の頃同じことが起きていた。軍事費だけ急速に伸びているわけではなく、成長に伴って全体が伸びているのである

 1人っ子政策の中で昔よりも待遇をよくしないと軍隊に来てもらえないという面もあり、昔より急に人件費が伸びている。装備は相変わらず古い。

 元ベースで見ると急激に伸びているように見えるがドルベースで見るとそれほどでもない。

 インフレ率を勘案するとそれほどの伸びでもない。

台湾に侵攻するか。

台湾の近くに金門島というのがある。

ぜひぜひ後で地図で見てほしい。

中国と台湾も近いがそんなものではない。

中国の海岸線がのこぎりの刃のようにでこぼこしている。そののこぎりの刃の間にゴマの粒を置いたと思ってほしい。それが金門島。

どう見ても中国のものに見えるが、これが台湾のもの。

台湾海峡を隔てて、台湾より中国寄りにある。

いや、中国の鼻の穴の中の鼻くそみたいな位置にある。(たとえは悪いが)

いわば日本でいえば、お台場がどこか別の国の領土だというようなものである。

中国の海岸が、ちょこっと引っ込んだ湾の中にある小さな島。

台湾より中国に近い。いや、もう中国にくるまれている。

この小さな島に中国は2回侵攻して負けて逃げ帰っているのである。

台湾侵攻どころか、鼻の穴の鼻くそが取れずに鼻血を出しているのである。

オタクのコーナー

塾で自分がロリコンということをアピールするため、よく公民の相続のところの授業で、「私とゆうこりんが結婚した場合」とか、「私が浅田真央ちゃんと結婚して」などの事例をだし、「先生、ロリコンじゃないの?」という突っ込みを待っていたのだが、どうも近年ゆうこりんも浅田真央ちゃんも結構大人っぽくなったせいか、あまり突っ込みがなくなってきた。

そこで今年からネタを変え、崖の下のポニョでおなじみの「大橋のぞみちゃんと結婚したとして」という事例にしたら、見事、生徒からロリコン扱いされるようになった。