驚きの平和論 世界連邦よりすごいぜ | アトラス塩浜のブログ

驚きの平和論 世界連邦よりすごいぜ

世界連邦やわらか話・4

世界連邦を作って世界の恒久平和を・・・などと言うと、「何を寝ぼけた夢物語を言っているのだ。北朝鮮を見ろ。中東を見ろ」と突っ込みたくなる人も多いだろう。
私は、世界の恒久平和は必ず実現できると信じているが、普通の人には中々実感できないと思う。
が、世界の恒久平和という程度で驚くのはまだ早い。
世界連邦会員よりも、もっとスケールが大きいのが、小牧博士という人だ。一度見てみたい人である。

小牧博士は「絶対平和の4段階」という論文を書いている。
本文をちゃんと読んだのか、それとも広告費を払ってくれる人にはついガードが甘くなるのかわからないが、わたしが世界連邦に入りたてのころ、世界連邦の機関紙には「絶対平和の4段階」の広告が載っていた。

「おい、編集部はちゃんと読んだのか」と思うほど突っ込みどころ満載なのだ。

まず、第一段階。
人間と人間の争いを全廃。
つまり、これはわが世界連邦の目指すところと共通するが、まだこれで第1段階だ。

第二段階。
人間と動物の争いを全廃。
これで肉食がだめ。動物実験もだめ。医学・薬学がさぞ遅れることだろう。
はやくもついていけないが、ここまでの主張は、他でも見たことがある。
しかし、これでまだ第二段階というのがすごい。
ここから先が小牧博士の真骨頂だ。

第三段階。
動物と動物の争いを全廃。
つまり、カマキリがバッタを食べるとか、ライオンがシマウマを食べることを全廃。
どうやって?と私に聞かないでほしい。
もう誰もついていけないのではないかと思うが、まだもう一段階がある。

第四段階。
全宇宙の争いを全廃。
つまりM78星雲とバルタン星など、宇宙人同志の戦争もなくす。
これに比べたら世界連邦なんて、まだまだ甘いではないか。
いわばこちらは「宇宙連邦」である。負けた。

オタクのコーナー
島田紳介が、以前「行列のできる法律相談所」で、「オタクがアイドルの股間ばかり撮影している」と詳しく語っていたのをいまだに根に持っている。
あいつが言うと、知らない人は本気にする。その話術はたいしたものではあるが。
島田紳介だと全く見ていないことを勝手に作って言っているかも知れない。
が、皆さんが見ても、レンズの方向だけを見ると、恐らく股間近くに向いているようにも見えると思う。誤認・誤解を生むかも知れないので私がオタクの弁明をしよう。
顔だけを撮るならば、立って顔の方向にレンズを向ける。
しかし、水着撮影会などでは、全身を撮りたい。
この時、カメラマンが立った状態から写すと、顔が大きくなり、足が短く見える。ドラえもんやパンダが好きな人の中には、顔が大きくて足が短い方が好きな人もいるかも知れないが、多数派は、顔を小さく、足を長く写した方が美しいと考える。
顔を小さく、足を長く写すためには、カメラマンがしゃがみこみ、レンズを体の中央くらいにもっていくと丁度良い。それが、知らない人から見ると股間にレンズを向けているようにも見えるであろう。