塩浜活動報告2008・中
2008年活動報告・中
1 世界連邦編
① 12月 クラスター爆弾禁止条約成立
② 8月29日 下院議長サミット直前に河野洋平衆議院議長に軍縮に関する提言
③ 10月25日 世界連邦運動60周年記念世界連邦日本大会
④ 国際連帯税という課題に力を入れる
⑤ 9月17日 外務省に第3回政策提言
⑥ 世界連邦運動協会前事務局次長が退職
⑦ 3月1日だったか「世界連邦ポスター作文コンクール表彰式」で司会
⑧中東和平プロジェクト
今回は④・⑤について
④ 国際連帯税という課題に力を入れる
国際連帯税については5月20日のブログに基本事項を書き。
ヤプログ
http://yaplog.jp/sekairenpou/daily/200805/20/
ミクシイ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=812023301&owner_id=2663509
11月25日に国際連帯税が世界議会の元になりうることを書きました。
ヤプログ
http://yaplog.jp/sekairenpou/daily/200811/25/
ミクシイ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1004659833&owner_id=2663509
国際連帯税とは
発展途上国の開発援助については、外務省などによるODA(政府開発援助)があるが、予算上の制約・国家の思惑などから援助の必要性と援助額が一致しない場合も多々見られる。
そこでODAなどとは別に安定した財源を開発援助のために国際的に確保しようという意図で国際連帯税という構想が提唱されている。
国際航空券に税をかける案、国際金融取引に0,005%の税をかける案などが提案されている。これらは現在税制の対象外となっていること、一概には言えないものの、比較的富裕層が利用する場合が多いことによる。
5月の時点では以上のように書いたのですが、その後、国際投機(マネーゲーム)により石油や食料などの値段が乱高下し、世界経済が振り回されました。
当初は、「途上国の開発援助の資金源」というのが国際連帯税の目的でしたが、2008年の後半は「投機=マネーゲームの抑制」も目的として強調されるようになりました。
シンポジウムなどでいろいろな人が口にしたことですが、従来、市民運動家は大体新しい税金ができることに反対してきました。が、この国際連帯税については市民運動家の側から、政府に「早く作れ」とせっついている点が興味深いです。
⑤ 9月17日 外務省に第3回政策提言
内容についてはこちら↓
http://www.wfmjapan.org/misc/3rdpro.html
①環境②ICC国際刑事裁判所③軍縮④世界連邦 について高村外務大臣に政策提言書を渡してきました。
少々舞台裏の話もしましょう。
世界連邦の会員の中には、運動のあり方として、「総論派」と「各論派」がいます。
別に対立しているわけでもなければ、正式に派閥ごとにメンバーがはっきりわかれているわけでもありません。この区分け自体、私がわかりやすく勝手に名づけたものです。
最終的な目的は同じですが、手段として、どういう順番でやっていくか考え方が異なるのです。
「総論派」は「世界連邦を作る」という構想そのものを、運動として前面に出していくべきだという考えです。確かにこれが本筋です。
そして、数は少ないのですが、「国家を超えて世界連邦を作る」というスケールの大きさロマンを感じる人もいることは確かです。
私は「各論派」です。国会議員と接しているせいもありましょう。
あるいは、「世界連邦」と聞いて「怪しい」と言う人たちを1人1人説得してきたせいもあります。
残念ながら、会員外の人に「世界連邦を作る」ということを前面に出すと、「そんなこと、できるわけないだろ」という顔をされます。
そこで私は、世界連邦の目的であるところの軍縮、環境保護、法による紛争解決などの各論を中心において1つ1つ成果を出していき、各論に関わった 人が、それぞれの方向の先には世界連邦という究極の目的につながっているのだ・・・という接近方法(アプローチ)をとっています。
しかし、まあ、これは顔面にパンチを入れずにボディーブローとローキックで少しずつ攻撃していくようなやり方ですので、熱心な人からすると、歯がゆいようです。
政策提言をするにあたっては、総論派と各論派の激しいやり取りがあり、結果的に、両者が混ざったものになりました。
主にメールで文案のやり取りをしていたのですが、総論派の中心人物がメールが速く、じっくり読んでいるうちにその人のペースでどんどん文案が更新されていき、パソコンが苦手な私が必死に反論しながら、(みんな援護射撃してくれ!!)と思っていました。
塩浜ファンの皆様は、どこを私が書いたか考えるのも面白いと思います。半分くらいは私が書きました。
文案を世界連邦の「理論政策委員会」で9月にまとめあげ、提出するタイミングは会長の判断です。
そうこうするうちに福田康夫総理が辞任を表明、自民党の中が慌しくなってきました。
「高村正彦さんが外務大臣をやっているうちに提出しよう」と会長の決断。
高村さんは、ICC議員連盟の会長であり、ICCについては政府主導ではなく、世界連邦の民間の会員が草の根から声をあげ、実現に力を入れていったことをよく知っていました。
また、世界連邦・国会の会長、森山真弓議員と同じ派閥です。
やるなら世界連邦を理解してくれている高村外務大臣のうちに・・・と、最後のまとめを短時間で済ませて提出。
次回詳しく書こうと思いますが、世界連邦・民間の本部事務局はスタッフが1人減り、中心になって動いている人は昨年1月に入ったばかり。それなの に、どんどん仕事が増え、しかもこの政策提言のように急にまとめなければいけないことが多く、休日を返上することが多くて大変だと思います。
2 テレビ
①テレビ朝日 青木ドナウ「ゆうこりんの年収当て」
②TBS リンカーン 「ウルリン滞在記 フットボールアワー後藤が猫耳をつけたヲタクと出会った」
今回は②について
この番組については、11月前半に散々触れました。
http://yaplog.jp/sekairenpou/daily/200811/05/
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=984586496&owner_id=2663509
上記のブログを含め、11月前半のブログをお読みください。
そして、「リンカーンのことばかり書いているとあきられるから、そろそろやめよう」と思っていたら、11月17日、ミクシイニュースが、さいぞう とかいう品の無い記事を事実も確かめず、私の名前を勝手に使い、また私のブログの一部を前後の文脈を無視して引用して載せました。
確かミクシイには、問題あるものを見つけた時に通報する機能があったと思うのですが、私はパソコンが苦手、誰か教えてください。ミクシイニュースをミクシイに通報してやりたい。
ついでに言いますと、ネット上のトラブルについてネットでしか対処できないというのはおかしな話で、薬を飲み込むことができない人にそれを治すた めの錠剤を出すようなものです。あるいは引きこもりの人に「相談に乗るので、こちらに来てください」というようなものです。ネット関係の会社は、電話での 対応をしろ!!
まあ、こちらは「災い転じて福と為す」べく、1日に本当に10000人もアクセスしてきた機会に、こちらの言い分を理解してもらいように努めました。
おかげで、読者は増えました。が、さいぞうに感謝するつもりはありません。このあたりの考え方については、いつか述べたいです。
さて、リンカーンで放映されなかったシーン
いじめを語るシーンで、私は「いじめられる方にも責任があるという人がいるが、それは間違っている。純粋で不器用に生きている人がいじめられる。 いじめられる人は少しも悪くない。でも、生きていれば、必ず良いこともある。」と現在いじめられている人に強くメッセージを打ち出したつもりでしたが、残 念ながらカットされていました。
世界連邦の本部スタッフの人が60周年記念大会に向けて頑張っている時に、気がひけながらも番組に協力したのは、いじめの問題や性同一障害の問題にメッセージを発するためでした。
私が泣きじゃくっている時に、おすぴーさんが、
「大の男が、人前でこれだけ泣けるのは、私はむしろかっこいいと思う。これを笑う人がいたら、私が絶対許さない。たとえ相手が何人いても戦う」と言ってくれたのがすごく感動的でした。
が、残念ながら、ここもカット。
私はその日の移動中もおすぴーさんの言葉を思い出して泣いていました。電車にいた人は気味悪かったと思います。しかも、電車の中でもあのTシャツのままだったし。
1 世界連邦編
① 12月 クラスター爆弾禁止条約成立
② 8月29日 下院議長サミット直前に河野洋平衆議院議長に軍縮に関する提言
③ 10月25日 世界連邦運動60周年記念世界連邦日本大会
④ 国際連帯税という課題に力を入れる
⑤ 9月17日 外務省に第3回政策提言
⑥ 世界連邦運動協会前事務局次長が退職
⑦ 3月1日だったか「世界連邦ポスター作文コンクール表彰式」で司会
⑧中東和平プロジェクト
今回は④・⑤について
④ 国際連帯税という課題に力を入れる
国際連帯税については5月20日のブログに基本事項を書き。
ヤプログ
http://
ミクシイ
http://
11月25日に国際連帯税が世界議会の元になりうることを書きました。
ヤプログ
http://
ミクシイ
http://
国際連帯税とは
発展途上国の開発援助については、外務省などによるODA(政府開発援助)があるが、予算上の制約・国家の思惑などから援助の必要性と援助額が一致しない場合も多々見られる。
そこでODAなどとは別に安定した財源を開発援助のために国際的に確保しようという意図で国際連帯税という構想が提唱されている。
国際航空券に税をかける案、国際金融取引に0,005%の税をかける案などが提案されている。これらは現在税制の対象外となっていること、一概には言えないものの、比較的富裕層が利用する場合が多いことによる。
5月の時点では以上のように書いたのですが、その後、国際投機(マネーゲーム)により石油や食料などの値段が乱高下し、世界経済が振り回されました。
当初は、「途上国の開発援助の資金源」というのが国際連帯税の目的でしたが、2008年の後半は「投機=マネーゲームの抑制」も目的として強調されるようになりました。
シンポジウムなどでいろいろな人が口にしたことですが、従来、市民運動家は大体新しい税金ができることに反対してきました。が、この国際連帯税については市民運動家の側から、政府に「早く作れ」とせっついている点が興味深いです。
⑤ 9月17日 外務省に第3回政策提言
内容についてはこちら↓
http://
①環境②ICC国際刑事裁判所③軍縮④世界連邦 について高村外務大臣に政策提言書を渡してきました。
少々舞台裏の話もしましょう。
世界連邦の会員の中には、運動のあり方として、「総論派」と「各論派」がいます。
別に対立しているわけでもなければ、正式に派閥ごとにメンバーがはっきりわかれているわけでもありません。この区分け自体、私がわかりやすく勝手に名づけたものです。
最終的な目的は同じですが、手段として、どういう順番でやっていくか考え方が異なるのです。
「総論派」は「世界連邦を作る」という構想そのものを、運動として前面に出していくべきだという考えです。確かにこれが本筋です。
そして、数は少ないのですが、「国家を超えて世界連邦を作る」というスケールの大きさロマンを感じる人もいることは確かです。
私は「各論派」です。国会議員と接しているせいもありましょう。
あるいは、「世界連邦」と聞いて「怪しい」と言う人たちを1人1人説得してきたせいもあります。
残念ながら、会員外の人に「世界連邦を作る」ということを前面に出すと、「そんなこと、できるわけないだろ」という顔をされます。
そこで私は、世界連邦の目的であるところの軍縮、環境保護、法による紛争解決などの各論を中心において1つ1つ成果を出していき、各論に関わった 人が、それぞれの方向の先には世界連邦という究極の目的につながっているのだ・・・という接近方法(アプローチ)をとっています。
しかし、まあ、これは顔面にパンチを入れずにボディーブローとローキックで少しずつ攻撃していくようなやり方ですので、熱心な人からすると、歯がゆいようです。
政策提言をするにあたっては、総論派と各論派の激しいやり取りがあり、結果的に、両者が混ざったものになりました。
主にメールで文案のやり取りをしていたのですが、総論派の中心人物がメールが速く、じっくり読んでいるうちにその人のペースでどんどん文案が更新されていき、パソコンが苦手な私が必死に反論しながら、(みんな援護射撃してくれ!!)と思っていました。
塩浜ファンの皆様は、どこを私が書いたか考えるのも面白いと思います。半分くらいは私が書きました。
文案を世界連邦の「理論政策委員会」で9月にまとめあげ、提出するタイミングは会長の判断です。
そうこうするうちに福田康夫総理が辞任を表明、自民党の中が慌しくなってきました。
「高村正彦さんが外務大臣をやっているうちに提出しよう」と会長の決断。
高村さんは、ICC議員連盟の会長であり、ICCについては政府主導ではなく、世界連邦の民間の会員が草の根から声をあげ、実現に力を入れていったことをよく知っていました。
また、世界連邦・国会の会長、森山真弓議員と同じ派閥です。
やるなら世界連邦を理解してくれている高村外務大臣のうちに・・・と、最後のまとめを短時間で済ませて提出。
次回詳しく書こうと思いますが、世界連邦・民間の本部事務局はスタッフが1人減り、中心になって動いている人は昨年1月に入ったばかり。それなの に、どんどん仕事が増え、しかもこの政策提言のように急にまとめなければいけないことが多く、休日を返上することが多くて大変だと思います。
2 テレビ
①テレビ朝日 青木ドナウ「ゆうこりんの年収当て」
②TBS リンカーン 「ウルリン滞在記 フットボールアワー後藤が猫耳をつけたヲタクと出会った」
今回は②について
この番組については、11月前半に散々触れました。
http://
http://
上記のブログを含め、11月前半のブログをお読みください。
そして、「リンカーンのことばかり書いているとあきられるから、そろそろやめよう」と思っていたら、11月17日、ミクシイニュースが、さいぞう とかいう品の無い記事を事実も確かめず、私の名前を勝手に使い、また私のブログの一部を前後の文脈を無視して引用して載せました。
確かミクシイには、問題あるものを見つけた時に通報する機能があったと思うのですが、私はパソコンが苦手、誰か教えてください。ミクシイニュースをミクシイに通報してやりたい。
ついでに言いますと、ネット上のトラブルについてネットでしか対処できないというのはおかしな話で、薬を飲み込むことができない人にそれを治すた めの錠剤を出すようなものです。あるいは引きこもりの人に「相談に乗るので、こちらに来てください」というようなものです。ネット関係の会社は、電話での 対応をしろ!!
まあ、こちらは「災い転じて福と為す」べく、1日に本当に10000人もアクセスしてきた機会に、こちらの言い分を理解してもらいように努めました。
おかげで、読者は増えました。が、さいぞうに感謝するつもりはありません。このあたりの考え方については、いつか述べたいです。
さて、リンカーンで放映されなかったシーン
いじめを語るシーンで、私は「いじめられる方にも責任があるという人がいるが、それは間違っている。純粋で不器用に生きている人がいじめられる。 いじめられる人は少しも悪くない。でも、生きていれば、必ず良いこともある。」と現在いじめられている人に強くメッセージを打ち出したつもりでしたが、残 念ながらカットされていました。
世界連邦の本部スタッフの人が60周年記念大会に向けて頑張っている時に、気がひけながらも番組に協力したのは、いじめの問題や性同一障害の問題にメッセージを発するためでした。
私が泣きじゃくっている時に、おすぴーさんが、
「大の男が、人前でこれだけ泣けるのは、私はむしろかっこいいと思う。これを笑う人がいたら、私が絶対許さない。たとえ相手が何人いても戦う」と言ってくれたのがすごく感動的でした。
が、残念ながら、ここもカット。
私はその日の移動中もおすぴーさんの言葉を思い出して泣いていました。電車にいた人は気味悪かったと思います。しかも、電車の中でもあのTシャツのままだったし。