歴代天皇の覚え方2 ちんちんがでかい道鏡
歴代天皇の覚え方・2
前置き
ただ順番だけ暗記しても仕方ないと思うかも知れない。
もちろん、それで終わっては仕方ない。
歴史を勉強する時、江戸時代だったらまず15人の将軍を強引に全部覚える。
次に、鎖国は3代家光、生類憐みの令は5代綱吉、享保の改革は8代吉宗・・というように有名な事柄を覚える。享保の改革では目安箱、公事方御定書・・というように次第に細かいことを覚えていく。
室町時代や江戸時代なら15人の将軍、明治以降は歴代総理大臣、鎌倉時代なら歴代執権、それより前なら欽明天皇から後堀川天皇・・・というように、まず中心人物をおさえて、全体をつかみ、そこから細かいところに入っていく。
さて、今回は41代天皇から。
今回は下半身の調子が悪い状態をイメージしよう。
暗記言葉は「痔もゲゲ、しっこジー、ショー、股間閉鎖」
痔が出たり、おしっこをジー、ショーと漏らしたりするので股間を閉鎖したというイメージ。
痔もゲゲ・・・持統、文武、元明、元正
しっこジー、ショー・・・聖武、孝謙、淳仁、称徳
股間閉鎖・・・光仁、桓武、平城、嵯峨
中学生が知っておくべきは天平文化や奈良の大仏の聖武天皇と平安京遷都の桓武天皇。
また、持統天皇は国語の教科書に出てくる。
藤原京の持統天皇、平城京の元明天皇は中学では聞かれないが、高校生は覚えておこう。
話したいネタはいろいろあるが、面白いのは孝謙、淳仁、称徳の流れ。
孝謙天皇と称徳天皇は同じ人物である。
同じ人物が2回天皇をやることを「重そ」(そという字は示すに作るという字の右側。私が漢字を知らないのではなく、変換で出す方法がわからないのだ。今後も天皇ネタではそういうことが多くなると思うが、私が漢字を知らないと思わないように。)と言う。
孝謙天皇=称徳天皇は、なぜか道鏡という坊さんを重んじた。
淳仁天皇は藤原仲麻呂を重んじた。
ここで、わかりやすく少々雑にまとめると、孝謙天皇(=称徳天皇)+道鏡チームと淳仁天皇+藤原仲麻呂チームが対立。この戦いは孝謙天皇+道鏡チームが勝って藤原仲麻呂は死に、孝謙(前)天皇が称徳天皇になった。
さて、孝謙天皇=称徳天皇は「次の天皇を道鏡にしろ」と宇佐八幡の神様が言っていたと言い出し、本当かどうか、別の人が宇佐八幡宮まで確かめに行った。
結局、「宇佐八幡宮の神様は、天皇家は今までと同じように、血のつながった人で継いでいくべきだと言っていたよ」という報告がなされた。
女性の天皇が随分道鏡を重んじ、ついには天皇の地位まで与えようとしたものだから、男女関係のネタにされる。
道鏡はちんちんが大きくて「座るとひざが3つできるように見えるほど!!」だった、それで孝謙天皇=称徳天皇がメロメロになったのだ・・・というような下ねたもあるほどだ。
これに対して、井沢元彦氏その他いろいろな人による冷静な解釈もある。
40代天武天皇から48代称徳天皇まで天武天皇の直系の子孫が天皇をやっている。この後、49代目から天智天皇の子孫が天皇をやるようになっている。
天武天皇系が終わった後、「前の奴がだめだったから、かなり血筋が遠くに飛ぶけれど今度はこっちが継ぎます」ということで、ことさら称徳天皇が悪く書かれているのではないか・・というものである。
25代武烈天皇と26代継体天皇も血筋がものすごくものすごくものすごく(調べてもらうと、この強調の意味がわかる)離れている。
書くこともおぞましいが、武烈天皇は妊婦の腹を割いたり、人の爪をはがしたり、残酷なことばかりやっている。
このように、子がいなくて血筋がポーンと遠くへ飛ぶと前の天皇は悪い奴にされるというのはパターンのようだ。
中国でも殷の最後の王様や周の最後の王様はひどい奴ということにされている。それと似たパターンなのであろう。
平城天皇と嵯峨天皇のからみは「薬子の変」と関連して中々面白いが省略する。
ちんちんがでかい道鏡の事件と比べるとインパクトが落ちる。
オタクのコーナー
大きいごきぶりが2匹で交尾していた。おまけにその時、眼鏡をはずしていたので、ごきぶりの2倍の大きさで脚がたくさんある得体の知れない生物に見えたのでびっくりした。
オオクワガタが産卵、幼虫が生まれていた。
同じ親から生まれたオオクワガタの雄雌が交尾し、産卵したのである。近親婚を繰り返して大丈夫か心配である。
前置き
ただ順番だけ暗記しても仕方ないと思うかも知れない。
もちろん、それで終わっては仕方ない。
歴史を勉強する時、江戸時代だったらまず15人の将軍を強引に全部覚える。
次に、鎖国は3代家光、生類憐みの令は5代綱吉、享保の改革は8代吉宗・・というように有名な事柄を覚える。享保の改革では目安箱、公事方御定書・・というように次第に細かいことを覚えていく。
室町時代や江戸時代なら15人の将軍、明治以降は歴代総理大臣、鎌倉時代なら歴代執権、それより前なら欽明天皇から後堀川天皇・・・というように、まず中心人物をおさえて、全体をつかみ、そこから細かいところに入っていく。
さて、今回は41代天皇から。
今回は下半身の調子が悪い状態をイメージしよう。
暗記言葉は「痔もゲゲ、しっこジー、ショー、股間閉鎖」
痔が出たり、おしっこをジー、ショーと漏らしたりするので股間を閉鎖したというイメージ。
痔もゲゲ・・・持統、文武、元明、元正
しっこジー、ショー・・・聖武、孝謙、淳仁、称徳
股間閉鎖・・・光仁、桓武、平城、嵯峨
中学生が知っておくべきは天平文化や奈良の大仏の聖武天皇と平安京遷都の桓武天皇。
また、持統天皇は国語の教科書に出てくる。
藤原京の持統天皇、平城京の元明天皇は中学では聞かれないが、高校生は覚えておこう。
話したいネタはいろいろあるが、面白いのは孝謙、淳仁、称徳の流れ。
孝謙天皇と称徳天皇は同じ人物である。
同じ人物が2回天皇をやることを「重そ」(そという字は示すに作るという字の右側。私が漢字を知らないのではなく、変換で出す方法がわからないのだ。今後も天皇ネタではそういうことが多くなると思うが、私が漢字を知らないと思わないように。)と言う。
孝謙天皇=称徳天皇は、なぜか道鏡という坊さんを重んじた。
淳仁天皇は藤原仲麻呂を重んじた。
ここで、わかりやすく少々雑にまとめると、孝謙天皇(=称徳天皇)+道鏡チームと淳仁天皇+藤原仲麻呂チームが対立。この戦いは孝謙天皇+道鏡チームが勝って藤原仲麻呂は死に、孝謙(前)天皇が称徳天皇になった。
さて、孝謙天皇=称徳天皇は「次の天皇を道鏡にしろ」と宇佐八幡の神様が言っていたと言い出し、本当かどうか、別の人が宇佐八幡宮まで確かめに行った。
結局、「宇佐八幡宮の神様は、天皇家は今までと同じように、血のつながった人で継いでいくべきだと言っていたよ」という報告がなされた。
女性の天皇が随分道鏡を重んじ、ついには天皇の地位まで与えようとしたものだから、男女関係のネタにされる。
道鏡はちんちんが大きくて「座るとひざが3つできるように見えるほど!!」だった、それで孝謙天皇=称徳天皇がメロメロになったのだ・・・というような下ねたもあるほどだ。
これに対して、井沢元彦氏その他いろいろな人による冷静な解釈もある。
40代天武天皇から48代称徳天皇まで天武天皇の直系の子孫が天皇をやっている。この後、49代目から天智天皇の子孫が天皇をやるようになっている。
天武天皇系が終わった後、「前の奴がだめだったから、かなり血筋が遠くに飛ぶけれど今度はこっちが継ぎます」ということで、ことさら称徳天皇が悪く書かれているのではないか・・というものである。
25代武烈天皇と26代継体天皇も血筋がものすごくものすごくものすごく(調べてもらうと、この強調の意味がわかる)離れている。
書くこともおぞましいが、武烈天皇は妊婦の腹を割いたり、人の爪をはがしたり、残酷なことばかりやっている。
このように、子がいなくて血筋がポーンと遠くへ飛ぶと前の天皇は悪い奴にされるというのはパターンのようだ。
中国でも殷の最後の王様や周の最後の王様はひどい奴ということにされている。それと似たパターンなのであろう。
平城天皇と嵯峨天皇のからみは「薬子の変」と関連して中々面白いが省略する。
ちんちんがでかい道鏡の事件と比べるとインパクトが落ちる。
オタクのコーナー
大きいごきぶりが2匹で交尾していた。おまけにその時、眼鏡をはずしていたので、ごきぶりの2倍の大きさで脚がたくさんある得体の知れない生物に見えたのでびっくりした。
オオクワガタが産卵、幼虫が生まれていた。
同じ親から生まれたオオクワガタの雄雌が交尾し、産卵したのである。近親婚を繰り返して大丈夫か心配である。