国際連帯税+41歳グラビアアイドル | アトラス塩浜のブログ

国際連帯税+41歳グラビアアイドル

本日7月28日の東京新聞の第一面によれば国際連帯税の導入を政府が検討するということである。

官僚特有の「前向きに検討します」と言って何もしないのではなくて、この問題を検討するための国際組織=「開発資金のための連帯税に関するリーディンググループ」に正式加盟するようだ。

 

私は、「世界連邦議会」「世界連邦警察」「世界連邦憲法」「世界連邦裁判所」などがそろった形でドーンと一気にできるとは思っていないが、国際刑事裁判所が発展し、国際連帯税ができ、UNEPS(国連緊急サービス)ができ、国連が民主的に改革されるなどの形で少しずつ「あ、いつの間にか世界連邦っぽいシステムがそろっているぜ」ということになっていくという形ならば十分ありうると思う。

 

国際連帯税は、財源という重要な部分に関するものであり、この点での進展は嬉しい。

 

さて、このあたりで「で、国際連帯税って何?」と思っているファンの皆さんも多いと思うので、本年5月20日のブログを再放送。

 

国際連帯税とは
発展途上国の開発援助については、外務省などによるODA(政府開発援助)があるが、予算上の制約・国家の思惑などから援助の必要性と援助額が一致しない場合も多々見られる。
そこでODAなどとは別に安定した財源を開発援助のために国際的に確保しようという意図で国際連帯税という構想が提唱されている。
国際航空券に税をかける案、国際金融取引に0,005%の税をかける案などが提案されている。これらは現在税制の対象外となっていること、(一概には言えないものの)比較的富裕層が利用する場合が多いことによる。

今回は主に国際金融取引に0,005%の税をかける案について。
通貨取引税CTDLという。
年間330億ドルの税収が可能。現在のODA(政府開発援助)世界総額の3分の1くらいにあたる。

5月20日の勉強会では質疑応答部分で、私が気になっていた部分が納得できて良かった。
1.国際金融取引に税をかければ、それを回避する行動が生まれるのではないか
2.その税を世界で一斉に合意して実施すればまだしも、日本が最初に導入したら、日本の円が国際取引から避けられ、不利益を被るのではないか
などが主な質問。

1について
国際取引は、ほぼ完全に捕捉されている。直接現金を持って海外に行けば確かに捕捉されないが、完全な捕捉はほぼ可能であり、わずか0.005%の税を避けるために余計なことをしようとすればかえってコストがかかる。

2について
日々の為替変動、つまり今日の1ドルが何円かという変化の波は、0.005%以上に大きい。したがって、為替のトレーダーたちは、そのわずか0. 005%を避けるという要因よりももっとファンダメンタルズ(それぞれの国の経済の基礎的な部分)などに注目して取引すると考えられる。

2の回答は説得力があり、これを聞けて良かった。

 

再放送はここまで。

 

今回の功労者。

市民団体では「オルタモンド」さん。

議員では犬塚直史さん(民主党・長崎県選出・参議院)。

犬塚さんは、ICC、国際連帯税、UNEPSなど、世界益・地球益になるようなことについて取り組んでいる議員である。おそらく、選挙のためにはこういうテーマよりも地元に道路を作ります、地元に公共事業を持っていきますという方が受けるわけで、それだけに票にもならない(ICCや国際連帯税の話をして票が入るとは思えない)ことを一生懸命やっていることが素晴らしい。

本来、超党派の議員連盟の事務局長である私は、特定の議員をほめるのは慎むべきなのであるが、あえてその禁を破ってでも、犬塚さんの素晴らしさをご紹介する次第である。

オルタモンドさんや犬塚さんの努力で国会に国際連帯税の議員連盟ができ、6月18日に外務大臣に要望書を出したことなどが今回の前進につながったものと思われる。

 

わが団体も関わったとか何とかハッタリかましたいのは山々であるが、総会で活動方針に入れて、「さあ、まずは、みんなに知ってもらうことから始めるか」と思っていたら、意外や政府が先に進み始めたのでビックリ・・というところだ。

まあ、あえて間接的な影響についていえば、犬塚さんが世界連邦の会長に国際連帯税への協力を求めた時、会長が、税制関係に詳しい津島議員(自民党で2番目に大きい派閥の会長)を紹介したことは大きなプラスになったはずである。津島氏が国際連帯税の議員連盟会長、犬塚氏が事務局長。

オタクのコーナー

「ありえへん世界」では、大好きなマイミク「ママドル」「人妻グラドル」我妻さおりさんが紹介された他、最後に「41歳最年長グラビアアイドル」桜井美春さんが紹介された。

 

「最年長グラビアアイドル」というとほしのあきさんを思い出す人が多いだろうが、上には上がいる。ここはテストに出るぞ。(うそ)ほしのあきさんよりも10歳上である。

なお、私は60歳のアンヌ隊員で萌えることができる。

あ、いかん、これ以上言うとせっかくの私のロリコンキャラのイメージが崩れてしまう。

 

桜井美春さんのお母さんは美術面で実績ある人で、文部大臣賞か何かもとっている。

そういう人にありがちな、保守的な人で、人様に水着姿を見せる仕事を娘がやるなんて考えられないタイプらしい。

美春さんは家出同然に飛び出して、10年間母親と連絡も取らない状況だったが、このたび番組を通じて母親と10年ぶりの対面、今の仕事を理解してもらい、めでたしめでたし、感動的な番組の作りとなっていた。

 

ただ、私には不安がある。

彼女が属する事務所は、身長149センチ小さくて元気で子犬みたいだったアイドル新井みほさんを脱がせた事務所である。その直後新井みほさんはブログも止まり、どこで何をしているか不明。少し前のブログで「人間不信になりました」と書いていたことも気になる。本人が十分納得の上、脱いで新しい道を切り開くなら文句を言えないがそうとも思えないのだ。

桜井美春さんは今後大丈夫か。