つい夜中まで自分の病気について調べてしまいました。
それは私があとどれくらい元気に生きられるかということです。
今日も意識が遠のく発作が二回おきて、気持ちが不安定になっていたからかもしれません。
そして、先ほどまでネットで調べた内容を母に話してしまいました。
あと数年後に再発し、再発した場合は末期である可能性が高く、そうなった場合の余命は一年もないという内容です。
母は泣いてしまいました。夜中もうなされているらしく、申し訳ないことをしてしまいました…
でもどうしても母に病気のことを話してしまいます。話さないと自分自身を保てないぐらいキツイ内容なのはわかってはいます。
しかしそれでも甘えてしまっているのかもしれません。
ここで少し詳しく私の病気について書きます。
私の現在のMRIの画像がこちらです。
四方向から見た図で、オレンジに塗ってある箇所がガンに侵された部分です。
右側頭葉を中心にかなり広範囲に広がっています。
手術後の病理検査の結果、退形成性星細胞腫という悪性度3の悪性の脳腫瘍だということがわかりました。
昨年末に右側頭葉の前側5㎝を切除する手術をし、その後残ったガンに放射線をあてる治療を今年の二月までおこないました。
現在はテモゾロミドという抗ガン剤を5日飲んで28日間休んでまた飲むことを繰り返す維持治療を受けています。
闘病中に病院で様々な論文を見たり、脳外科の先生方と多くお話をしました。
その中で一番意識したのは私にはもうそれほど時間が残されていないということです。
私の場合は、放射線を残ったガン細胞の周りにあてただけなので、根本的な治療はされていません。悪性のガン細胞がかなり残った状態です。
この状態だとガンが再発したり転移する可能性が高く、個人差はありますが長期生存は厳しいそうです。
私は本当は結婚して子供を育ててみたかったですが、それも無理だと思っています。だから余計にこの病気の絵本を描いたりして少しでも何か残したいと思っているのかもしれません。
このブログはそういう心の辛さを吐き出したりする場にしていますが、
希望をもって治療されている方は今の落ち込んでいる私を見ても逆に不安がられてしまうかもしれません。すみません
残された時間を精一杯生きていきたいです。