来月102才になる伯母に

お迎えが来そうです。

(まだ危篤ではありません)

 

もしも

そうなったら

帰省をいたしますので

 

ブログが更新されませんでしたら

そうなんですね・・と

お察しください。

 

 

龍

 

 

その、お迎えについて

思い出したことがあるんです。

 

 

私は以前

チベットの高僧

ダライ・ラマ法王の講演を

聞きにいったことがありました。

 

 

それは

滅多にお目にかかれない

ダライ・ラマ法王に会える

ということと

 

 

チベット仏教では

命の灯が消えそうな人に

すごいことをする・・と

テレビで知ったからです。

 

 

 

 

その、すごいこと・・とは

 

 

チベットでは

もうすぐ亡くなりそうな人がいると

ラマ僧(お坊さん)が

その人の傍らに寄り添い

 

 

何日もかけて

死者に話しかけることなのです。

 

 

まだ、息があるうち

多分、もうすぐ危篤か?

というあたりになると

家族がお坊さんを呼びに行きます。

 

 

すると、お坊さんは

もうほとんど

意識のない人の傍らに座って

その人の耳元で

お経を読み始めるのです。

 

 

そして

こんなことを語りかけます。

 

「あなたの意識は

 だんだん薄れてきましたね」

 

「あなたは死出の旅立ちに

 向かおうとしています」

 

「周りが暗くなったでしょう。

 でも、怖がらなくていいんですよ」 

 

「暗いトンネルの中に入りましたか?」

 

「やがて、その先に光が見えてきます」

 

「怖がらないで

 その光の方に歩いていってください」

 

「光が消えましたか?

 怖かったんですね。

 でも、大丈夫。

 次に違う色の

 違う光が見えてきます」

 

「怖くありませんよ。

 大丈夫。

 大丈夫。

 光の方に歩いください・・」

 

 

・・のように。

 

 

何日も

何日も

今から起きることを

語りかけるのでした。

 

 

その時の映像で

寝かされていた人は

(私の記憶では)

粗末なお家の人で

 

土の上に敷かれた

ボロい敷物(お布団?)に

寝かされていました。

 

 

そして、お坊さんは

その人の耳元に

口を寄せていますから

 

背中を丸くかがめて

それはそれは

キツそうに見えました。

 

 

このお経と語りを

命の灯が消えるまで

お坊さんは

延々と続けていくのです。

 

 

でも

 

テレビの画面からだけでも

天に召されるのは

崇高なことと分かり

 

旅立つ人は

こんなふうに

傍にお坊さんがいてくれたら

きっと心細くないだろうなぁ...と

 

 

私はとても

感動したのでした。

 

 

お坊さんは

まだまだ語り続けます。

 

 

そう、ご臨終のときまで。

 

 

そして

ここからが

大事な場面なのです。

 

 

続きます。

 

 

 

 

・・・・・

 

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