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天路くらぶ事務局スタッフブログ

二元から☆宇宙光一元へのゲート天路くらぶ事務局のスタッフブログです

今日はスタッフくんのアルバイトの話です。

スタッフくんは基本、人が苦手です。7、8年前とかは、人とすれ違う度に身体がぐちゃっとなるというか、首を絞められるというか、胸を殴られるというか、全身を締め付けられるというか、そんなような状態でした。
なのでスタッフくんには接客業はやれないので、警備員を選びました。人間相手はだめでも、車輌相手なら大丈夫なんじゃねーの、という淡い期待を込めて。

ところが期待は覆されました。警備員のアルバイトでは、駐車場で接客をするという試練が待ち受けていたのです。

しかし、今のスタッフくんはあれから変わりました。どこの現場に行っても、何の業務を任されても、たとえ何日寝ないで働かされても(警備会社は時期によっては大欠員を起こし、昼夜の通しを連日任される警備員もいます。もちろん、ちょっとでも抵抗すれば断れます)、群衆や車両をばしばし捌けるようになったスタッフくんは、今や会社ではターミネーター、タフガイ、支社の宝、最終兵器などと呼ばれるまでに成長(?)しました。

昨日のスタッフくんは、横浜の駐車場に派遣されました。
警備員の朝礼の中でリーダーが、
「自然な笑顔を作る大沼トレーニングを行う!」とか言い出しました。
「上の歯を8本見せた笑顔で10秒間キープ!はい、始め!」とか言い出しました。
自分の隣にいるM警備士というおじちゃんは、笑顔を作るトレーニングなのに、ものすごく悲痛そうな表情を浮かべています。
そんな中、私の表情をみたリーダーがトレーニングを中断し一言…
「君、それは笑顔じゃなくて、猪木だよ。あごが出ちゃってるよ。」とか言ってきました。
スタッフくん、笑顔が苦手です。
リーダーは言います。
「この現場では笑顔を欠かさないで下さい!」

えーーー!!!!(´・_・`)

しょうがないからスタッフくん、その日はずっと猪木で働こうと腹をくくりました。


お客さんの入庫時の「いらっしゃいませー!」を

精一杯の猪木で。

お客さんの出庫時の「ありがとうございましたー!」も

精一杯の猪木で。

近隣の住民さん達への「こんにちはー!」も

精一杯の猪木で。


スタッフくんは気づきました。猪木で働いている方が、真顔で働くよりも全然疲れを感じない。猪木で誘導している姿を見たお客さんの反応にも違いが感じられる…と。
今まで猪木で働くことなんて気にしたこともなかったけど、素敵な猪木で働きなさい!とか言うのは、うるさいように聞こえてけっこう大切なことなんだなーって思いました。

今日も座間市の駐車場で、スタッフくんは必死に猪木を作りながら働きました。
すると、私の猪木を見た子供達の反応が全然違います。
手を振ってくる子や、敬礼を返してくる子、ベビーカーからピストルでバンバン撃ってくる子もいました。
以前の私では、引きつった猪木でしか返事をしてあげられないところでしたが、猪木に慣れた今ではオウム返しのように撃ち返すこともできるようになりました。
夕刻になると4人組の小学生が現れ、私は精一杯の猪木で「こんにちはー。」と挨拶しました。すると彼らは5センチのトカゲを入れた虫かごを掲げました。そして、5センチの何かの幼虫をエサにしてトカゲにあげている様子を見せびらかしてきます。
5センチのトカゲに5センチの幼虫は食えないべ。
そんな心の叫びが届いたのか、虫かごの少年は私に、「はい、タッチ。」とか言って、謎のタッチを3回してきました。

こんなコミュニケーションをとれるようになったのも、素敵な猪木で働くことを心がけたおかげです。
世界中がすばらしい猪木で満たされますように…
猪木の大切さにようやく気づけたこの頃でした。