http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009070600042

 【北京6日時事】中国国営新華社通信は6日、新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで5日午後に暴動が発生し、多数の一般市民と武装警察官1人が死亡、20人以上が負傷したと報じた。警察当局が民衆を追い払い、暴徒を逮捕。暴動は鎮圧されたと伝えている。現地では、多数の車両や商店が放火され破壊された。
 中央テレビは6日午前、こん棒で襲われ血を流し倒れている人や炎上する車両など暴動の映像を放送した。
 新華社通信によれば、「ウイグルの母」と呼ばれ、近年ノーベル平和賞候補として名前が挙がっている在米ウイグル人の人権活動家、ラビア・カーディルさん率いる在外ウイグル人組織「世界ウイグル会議」が暴動を主導、インターネットなどで「大きな事をしよう」と呼び掛けていたという。中国当局は「国外からの指揮、扇動を受け、国内の組織が実行した計画的、組織的な暴力犯罪」と位置付けている。
 同自治区のヌル・ベクリ主席は6日朝、談話を発表し、暴動の背景には先月広東省の玩具工場で発生した漢族とウイグル族の紛争があると言及。暴動の規模は明らかになっていないが、AFP通信は5日、日本にいるウイグル人活動家の話として、約3000人のウイグル族住民が約1000人の警官と衝突したと報じた。(2009/07/06-11:36)


恐らく新華社通信と思うが、死者の数は140人に上っているらしい。

映像を観ると漢人の女2人が顔から血を流していたが、これなど中国政府の宣伝映像も良いところである。

その影でどれほど多くのウイグル人が殺害されたことであろう。

世界ウイグル会議はその声明の中で「既に1500人が逮捕された」と明し、またアクス県やカシュガルでも同様の反中国デモが発生していると語っている。

http://uyghur-j.org/news_20090706.html

中国は呆れたことに「世界ウイグル会議が暴動を主導し、国内の組織が実行した組織的暴力犯罪」と犬が聞いても笑うようなウソを平気で主張しているが、世界ウイグル会議の声明中の次の一節のほうがより説得力がある。


「ウルムチの人民広場、南門、ラビヤ・カーディルデパートの前、延安路、陶器工場前などのいずれのデモ場所も一律悲惨な虐殺を受けた。軍の車両下で踏み殺された。軍・警察の銃で殺された。暴力で殺された・・・・・」


しかし、このような馬鹿げた主張に対してすら、周辺諸国は上海協力機構に取り込まれ、欧米も金融危機以降中国頼みの状況では、具体的行動を伴って非難する有力な勢力が存在しないことは事実で、だからこそ中国はこんな愚劣極まりないウソを吐いて平然としていられるわけである。

このような状況下にあっては、国家やある種の利益団体などとは無関係の集団が団結しつつ奇襲を繰り返して中国に出血を強いることが最も有効ではないか?