こんにちは。天弓紘明です。
一応のケリがついた「DTM’94(メルセデス・ベンツ゚)」の次は、「MRAKⅡ」の研ぎ出しを敢行しましたが、
写真のように、色ムラが露出してしまいました。
身に覚えがあります。
ウレタンクリアーを吹きつけていたら、ボデイ色のグランプリホワイトのムラが見えたので、その上にグランプリホワイトを吹き付けてムラを無くし、少し乾燥させてからウレタンクリアーで覆うように吹いた記憶が確かにあります。
結局、こんな結果になるのであれば、せめてボンネット全体にホワイトを吹いてから、ウレタンクリアーの塗装をすればよかっただけのことです。
流石に小手先のかわしかたでは、このような結末が待っているだけのことでした。とにかく、グランプリホワイトを塗り直し、研ぎ出しは一時中断してウレタンクリアーをこの部分だけではなく、オールペンで吹きつけようかと思案しています。
なるべくムラは作りたくないですからね。
ボンネットにグランプリホワイトを上吹きしました。
ただ、気になるのはウレタンクリアーの希釈でシンナーを多めに入れたのでその影響か、なんだかクリアー層が脆くて薄いような気がします。
何というか、ウレタンクリアーの良い点の一つには、厚めにぽてっと吹けるのが利点のはずなので、まあ、パテで言えば、ラッカーパテで厚塗りするには塗っては乾かし塗っては乾かしを繰り返し盛り付けなければならないけど、ポリパテならば厚く盛っても大丈夫。なのと同じで、ちょっと、シンナーで薄め過ぎたキライがあるのが正直なところでしょう。
さて、作り置いたシャーシの組み立てをしようとして、まずはホイールから外す作業に入りましたが、私はいったい何を見てこのような雑なパーツの接着をしたのであろうかと反省しています。
まずは、後輪を外しました。せっかく手に入れたホイールを取り付けようかと思い、外してみたら、よくよく考えると、タイヤをㇵの字にさせるために、長さ1㎝くらいのゴムチューブに差し込まねばなりません。車軸を外すのは簡単ですが、これではゴムのチューブに差し込めるわけがありません。
なので、仕方が無いですが、
精密ノコとカッターナイフで、ゴムチューブが仕込んであるボックスを切開して露出させました。ゴムチューブに両軸のパーツを上手い具合に差し込んで何とか後輪は収まりました。
こんな感じにです。
さてさて難問は、前輪でした。車軸はビスになっていて、このままでは何もできないので、
電池ボックスみたいなパーツにデザインナイフで穴をあけて、何とかホイールを外せるようになりましたが、精密なマイナスドライバーが無いので、仕方なくスピンブレードをピンバイスに差し込んでビスを固定し、ホイールを動かすやり方でビスを取り除きました。両輪ともネジの溝がバカになっているのでこれは最後に瞬間接着剤
で固定させるようにするつもりです。
100均で使える精密プラスドライバーは持っていますが、マイナスドライバーは持っていないので、今日の晴れを利用して買い物に行こうかと思います。
先日、壊したボディを被せてみました。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、鬼キャン仕様にするのならば前輪のポリキャップみたいなスペーサーはいらないように説明書は描かれているのですが、まじめにビスを最後まで締めると前輪が奥まってしまいます。
私は鬼キャン仕様を選択してますが、ノーマル仕様と同じようにスペーサーをビスに挟んでおきました。見た目が断然よくなります。
かくして私は、自動車模型における仮組みを軽視していたのを反省しなければなりません。
いい勉強になりました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。
天弓紘明