こんにちは、天弓紘明です。

 

ようやく完成いたしました。ここまでこぎつけるのに苦労が半端なかったです。

 

 

 

 

                      

 

もう今日でケリをつけるという突然の思い付きで完成させました。上の写真のようにアラはいっぱいありますが、何とか完成まで持っていけたのは自分にとっては久しぶりになるので、気持ちがいいものですね。

 

私が凡ミスをしなければ完成度がもっともっと上がっていたのを思うと残念な気持ちもなくはないですが、色々と勉強させてもらえた作品ではあります。

 

兎にも角にもこの作品の失態の原因は、私の油断から招いたものであり、その一つとして前回にも書きましたが、仮組をしなかった点は大きな失点です。特にハッチバックの車だからという訳ではありませんが、クリアーパーツの合いが余り良くなかったというよりも、ボディが歪んでいたために3分割されたクリアーパーツが上手く合わなかったのに有効な手を打てなかったのが悔しい点です。

 

そして、クリアーパーツに瞬着は白く曇るから厳禁、という間違った知識からゼリー状の瞬着を使うのをためらっていた点も反省すべき点です。

 

正しくは液状の瞬着を使うのが厳禁というのが今作品で学べました。もちろん、ゼリー状だったらどこで使っても安心安全という訳ではありませんが、使ってもいい場面は沢山ありました。

 

とりあえず、クリアーレッドなりクリアーオレンジなりで色が塗られたクリアーパーツ゚の接着は、ゼリー状でもOK、というのが分かっただけでも私の今後のプラモ作りには役に立つ学びです。

 

しかしながら、約35年前に作られたキットがこうして今も流通しているのを考えると、特にデカールがまるで機能しなくなったので安いからと言って、安易に中古品を買うのは自動車模型においては、あまり有効なキットの入手の仕方ではないようです。

 

ナンバープレートに貼るにもどうにもならないので、複合型プリンターでコピーをとったものを切り取って両面テープで貼り付けて何とかしましたが、一時、デイテールアップ用のナンバープレートを見つけて買うかどうか迷いましたが、結構、お値段が張るので却下しました。

 

とにかく自動車模型は塗装が命であります。まあ、どんなジャンルの模型でも最後は塗装が物を言いますが、自動車模型はこれが特に大事ですのでこれからも気をつけて、コツをつかめればと思っています。

 

ウレタンクリアーの質感にかなり私は魅了されてるので、まだ完全に成功した例はなくとも使っていきたい塗料です。

 

余談ですが、私が若かりし頃、勤めていた会社で車通勤をしてくる社員の内、当時は流行っていたとはいえ緑が2台と黒が1台の計3台のレガシィが並んでいたのが、ちょっと不気味でした。

 

若い時分の車選びというのは概ね所有者の嗜好が強く出るものです。なので、レガシィが一時代を築いたのは間違いありませんが、今でいうところのプリウスが駐車場に並んでいたりするのと同じように私はちょっと引いてしまいます。

 

車は所有するだけで莫大な銭を食べる便利だけれど凶暴な金食い虫なので維持費が安い車にどうしても偏ってくるのは仕方がありませんが、やっぱり、コペンとかS660には頑張ってもらいたいのが本音です。

 

レガシィは確か燃費は悪くとも250馬力を誇るエンジンの持ち主なので、当時のステーションワゴンの中では突出した車であり、そのために売れた車であるのは間違いはないのでしょうが、俗な言い方で言えば、羊の皮を被った狼みたいな立ち位置にいる車です。でもそこに私は価値を見出せませんでした。

 

私は軽快なライトウェイトスポーツカーが好みなので、叶うのであれば、ユーノス・ロードスターが欲しいところです。最近は部品の再販もされているようなので、色々と部品探しをしなくてもいい扱いやすい車になったのは喜ばしいです。

 

まあできれば、ホンダS800が再販されてくれるとワクワク度は上がっていくのですが、さすがにそれは無いでしょうか。

 

さて、燃費の悪い車でも堂々と走れていたレガシィですが、今はもはや公道を走っている姿は見かけません。中古車屋でも扱っている店がいかほどあるのか分かりませんが、人気があった割にはそこまで永続的な人気を保てる車では無かったようです。

 

温暖化がどうたらで電気自動車が売れ始めてきた昨今ですが、私はそれほど電気自動車がクリーンな車であるとは思っていません。

 

単に電気自動車の開発費を特にヨーロッパのメーカーさんが回収し終わったら、いきなり電気自動車に使う電気は化石燃料を燃やして作ったものなのでクリーンではないため、本当に環境問題を考えるのであれば水素自動車を普及させた方が有意義である。

 

なんて言い出しかねません。ただ今それを言わないのは、水素自動車の開発技術はトヨタが一歩抜きんでていて、本当は水しか排出しない水素自動車を他のメーカーがそれに追従するのに追いつかず、日本国内だけではなく世界でもトヨタ一強の時代になってしまうのを恐れていて、開発してきた電気自動車の技術がとうに古くなっているのを隠してトヨタの封じ込みに躍起になっているだけでは無いのか? と私は勘ぐっています。

 

確か、ミライという水素自動車も実用レベルになれば、電気自動車よりもクリーンでなおかつ燃料を補給するのに時間がかかる電気自動車よりは、液体水素をガソリン感覚で補給できる水素自動車の方が利便性が高いと私は思っています。

 

もっとも液体水素をどう扱うかは私には分かりませんが、電気自動車でフル充電しても走行距離はガソリン車に比べたらそんなに有利なのか分かりません。ならば、補給が簡単な方が良いに決まっています。

 

電気自動車の充電に時間がかかる問題を解決させるための例を一つ挙げるとするならば、世界中の自動車メーカーが同じ規格のバッテリーで統一して、電気が切れそうになったら、スタンドでフル充電してあるバッテリーを交換して補給完了にできればもしくは電気自動車の生き残る道もあるやもしれません。その代りにバッテリーは電気自動車のオーナーさん達の使いまわしになります。それを受け入れることが肝要になりますが。

 

まあ、今さらそんなに事が上手く運ぶわけでは無いので電気自動車は、あんまり利便性がいいとは到底思えないのですが、しばらくは電気自動車の欠点を補う術がないまま、手のひら返しで前述したとおり電気はクリーンなエネルギーでは無いと騒ぎ立てるのでしょう。

 

話しは大きく脱線しましたが、まあ、とりあえずはレガシィは何とか完成させられましたが、マークⅡを破損させてしまったのは痛いところです。

 

いろんな教訓を教えてくれた「レガシィ」と「マークⅡ」には感謝しながら、次作をどうするのか決めておきたいと思います。

 


なんかよく分からないですが、とにかく欠陥だらけの作品にはなりましたが、このアングルが一番見れるので今回はここまでにしておきましょう。

 

さすがにみっともないですからね。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

それではまた。

         天弓紘明