こんにちは、天弓紘明です。

 

今日はひたすらコンパウンドでスープラを磨いていました。使用したコンパウンドはスジボリ堂さんのシステムコンパウンドです。

 

それで、一番細かい極3で磨き上げた後に超音波洗浄機で、ひとっ風呂浴びさせた後に気が付いたのですが、

 

 

何かデカールが剥げています。

 

もしかしたら、こういうタイプのスポーツカーには、超音波洗浄機はあまり使うべきアイテムでは無いのかもしれません。まあ、もしかしたらすでに剥げてしまったのを今まで気づかずに見逃していたから、というのも考えられなくはありませんが、今後、レーシングカーを作る際には、もう少し音波の振動を弱めに設定してみようかと思います。

 

とりあえず、あとはコーティング剤をクロスを使ってコートしたら一応の研ぎ出し鏡面仕上げは終了となります。

 

日本人のみなのかもしれませんが、自家用車は大概の人はボディ色をホワイトで塗られた車を選ぶ傾向があると思われます。

 

私はディーラーで新車を買った経験がなく、中古車屋で10年落ちくらいの中古車を買う機会しか我が人生ではありません。その方が高レベルな車を運転できる喜びがあるからです。古い例え話になりますが、トヨタで言えば、私は新品のカローラよりも10年落ちのクラウンを確実に選ぶでしょう。10年もたてばコンピューターの制御で運転手の技量に差が出ないくらいの性能を持った車に進化するとは思いますが、大概、10年前の高級車では同じ時代のエントリー車みたいな安いモデルの車よりも車体の剛性とかは贅沢に作られているし内装も豪華なものです。剛性はともかく贅沢に作られた車は10年後であっても色あせないものだと私は考えていました。見栄もあったでしょうけどね。

 

だから、ディーラーで色を指定したりオプションをあれこれと選べたりするような新車を買う楽しさは味わう機会はありませんでしたが、中古車選びは車を買うときに必携のアイテムだったカーセンサーやGooなどの中古車専門雑誌を見ながらお目当ての中古車をいくつか見つけて中古車ショップを色々と回って商品を見て回るのが楽しかったです。インターネットが発展していなかった時代の話しにはなりますが、私の人生にもそんな楽しい時代があったようです。

 

さて、このスープラも白を主体に緑と赤でまとめたなかなかカッコいいデザインですが、私は赤や青、もしくは黒で塗装された車の方に魅力を感じます。別に白が嫌いでは無いのですが、なんというか、その無難さが没個性的でなんか若かりし頃の私には、カッコ悪いな。という印象を持っていたので、選択肢の中からは最初から外していました。

 

人気色なだけにお値段が僅かですが高いといった現実的な問題もあるにはありましたが、そんなところです。

 

今の歳になってくると、車は動けば大概良しで白のボディカラーでも気にはしませんが、当時の私はまだ若かったのでしょう。

 

白の無難さは自動車の模型にも相通じるものがるとは思うのですが、こうして鏡面仕上げにしてみると、特に黒のそれと比べてしまうといささか苦労が報われません。私の技術不足に起因する面も承知の上ですが、光沢具合が白ではあんまし感じられないのです。不思議なことに。

 

今後、色の指定が特にない自動車のキットには、おそらく白をボディ色に選択する機会はおそらく無いでしょう。

 

まだ、完成まで至っていないのでサイドミラーの接着とか気をつけないといけない工作が残っていますが、無事、完成したのであれば失敗だらけのこのキットの総括でもしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

それではまた。

          天弓紘明