こんにちは。天弓絋明です。

 

今日の作業は、ひたすら合わせ目消しに従事していました。

 

2日前に、タミヤセメントで接着したパーツのムニっと出たやつを、棒やすりでひたすら削り落として#800の耐水ペーパーで磨き上げると、見事に合わせ目が消えるのを見てホッとする瞬間が、結構好きなので合わせ目消し上等です。何しろ繊細なモールドが施されている訳ではないので、逆にペーパー掛けに遠慮がいりません。気楽なものです。

 

ある程度パーツが組みあがったら、スジボリやカットしたプラバンでディテールアップをするので、むしろ、モールドが無いのは好都合であります。

 

なんというか、最近のガンプラを作るよりもより楽しささえ感じてしまいます。作らされているというよりも、作っている。という感覚がそうさえているのかもしれませんが、もともと、このジャムル・フィンはプロポーションがなかなかに良いので、私程度の腕前のモデラーでも満足できるポテンシャルを秘めた隠れた名キットかもしれません。

 

 

この写真はピンボケしていますが、宇宙戦艦ヤマトの波動砲のような砲口がある胴体中央のパーツの後部で、MA形態に変形した時におろすカバーを取り付ける基部に当たる部分ですが、説明書では、カバーをはめ込んでから接着となっているのを、右側のピンを半分くらい切り落とせば、カバーのパーツを少しゆがませてはめ込めば、後ハメにできるようなので、作るのも楽にはなります。が、塗装後にはめ込む際、その右側のピンで塗膜を傷つけてしまう可能性もあるので、まだ、油断をしてはいけません。慎重にかつ大胆にが、自分の信条なので説明書どうりにしないのが私の流儀です。とはいえ、後ハメできた方が楽に決まっているので、あえてリスクのある方法をとります。今までたいがい成功しているので、ここは自信を持ってトライしました。

 

 

 

さて、困った事態になりました、前腕部のパーツですが、爪のようなパーツが、稼働するたびに塗膜を削ってしまいそうなくらい、タイトに挟まってるので、思い切って0.5mmのプラバンで幅を増す作戦を発動しました。手間が増え、全体のバランスが崩れる可能性を秘めた危険な作戦になりますが、あえて、ここでもリスクをとりました。

 

 

脚部です。内部フレーム⁽?)のグレーを維持するためにマスキングを施しました。ここでも、軍艦色で筆塗りしたグレーのパーツがそのままでは塗膜が剥げてしまいそうなくらいに幅に余裕が無かったのでブルーグリーンのパーツを少し削って、隙間を作りました。

 

 こうでもしないと、マスキングテープも入らないので仕方がありません。

 

ここまで作って思ったのは、流し込みセメントが主流になった現在でも、やはり、白いフタのタミヤセメントは、使える接着剤として今後も積極的に使っておきたいアイテムであるということです。確かに乾燥は遅いけど、使い捨ての面相筆を使えば、接着したくないところを避けてセメントを塗れますし、なんといっても仕上がりがきれいで心なしか頑丈な気がします。

 

ちょっとした発見です。今後も使っていきたいですね。

 

ただ、やはり、乾燥するまでに時間がかかるのは致し方なしでしょうか。

 

それにしても、今日、久しぶりに使った古いポリパテが固まらなかったのが、痛いところです。新しいのをおろしたら、しっかりと固まってくれましたが、ポリパテって賞味期限みたいのがあるのでしょうか?

 

謎です。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

それではまた。

         天弓絋明