石垣島を2/3ほど回ったところで、予約の時間が近づいたため市街地へ。
この日のメインイベントの「サンセット&ナイトカヤック体験」。
金づちでカヤックはおろか手漕ぎボートもろくすっぽ乗ったことのないKが、なぜか今回はカヤックに執心し体験することになったのですが、漕ぐつもりのないKは2人乗りを予約。
「漕ぎ手は後へ」というガイドさんの説明で、天保銭が後になったわけですが、カヌーの類はどうしても横の動きに弱いものでして。
・・・前は、ほぼKの背中しか見えません。
島の南部、宮良川から宮良湾の辺りを周遊するコースになっておりまして、少し沖に出ると、海に沈む金色の夕日を拝める・・・はずだったのですが、慣れない上に息の合わない二人組ゆえ、日没までに湾から出られず。
海に沈む夕日は拝めませんでしたが、南の島で波に揺られながらぼんやり夕日を眺めるというだけでも趣深いものです。
夕日を見た後は一転して宮良川を遡上。
この辺りもマングローブ林になっていて、気分は川口浩なのです!(ご存じの方だけ、ほくそえんでください)
岸辺のマングローブにいくつか空のペットボトルが引っかかっていて、観光客の投げたゴミかと思っていたところ、ガイドさんが近づいていきまして・・・回収するのかと思いきや引き上げた籠には大量のモクズガニが。
ペットボトルは地元の漁師さんが籠を仕掛けたポイントの目印にしているそうです。
マングローブも水面側から近づくと間近に見られ、小型の魚や蟹の生息場所になっているのがわかります。
薄暮の空にはヤエヤマオオコウモリが飛び交う姿も見ることができました。
流石に関東のアブラコウモリとはスケールが違います。
コースには、こんな洞窟も。
洞窟の水底は軟泥質で、いわゆる底なし沼のようになっていて、舟じゃないと辿り着けないエリアだそうです。
帰路はガイドさんに引いてもらい、船上に仰向けになって星空を眺めながらの星空ツアー。
残念ながら、やや雲がかかった状態でしたが、空気の綺麗なところでは、星も見え方が違います。
聞けばガイドさんも学生時代に石垣島に嵌り、卒業と同時に東京から石垣島に移住したそうで。
ふ~む。
・・・東京にないものを求めると、ここに行きつくんですかねぇ。