2月に中京地域を旅したばかりなのですが、3月の三連休に相棒Kが青森に湯治に行くというので急遽便乗して同行することに。
・・・ええ、暇人なのですよ。
東京から秋田新幹線で北上し、まずは一路秋田へ。
やはり秋田と言えば、なまはげ。駅でもしっかりとなまはげの面がお出迎え。
こういう明確なご当地コンテンツを持っている地域というのは、わかりやすくてよろしいですね。旅行気分も高まるというもの。
元々、秋田新幹線から五能線を走る観光列車“リゾートしらかみ”への乗り継ぎのために訪れた秋田ですが、そこは麺喰いの天保銭一行。
秋田の地まで赴いて、稲庭うどんを食しない手はない!
ということで、秋田で途中下車し、万延元年(1860年)創業の老舗・七代佐藤養助さんに立ち寄ることに。
本店は県南部の湯沢市にあるのですが、秋田駅前の西武百貨店内に秋田店があるので、今回はそちらへお邪魔することに。
着いたのが昼前とあって既に満席で入口には行列ができておりました。並んでいる間にショーウインドウを覗いていると、なんとカレーうどんが!
写真の右下にあるのが人気メニュー「比内地鶏使用 タイ風グリーンカレーつけうどん」だそうでして。
・・・カレーうどんブームは近畿中部のみならず、東北まで押し寄せているようです。カレーうどんも中々に侮れません。
カレーつけうどんに心惹かれながらも、結局、老舗らしそうな「涼麺味くらべ」を注文。
3月とはいえ、秋田はまだ雪の残る冬。冬に涼麺というのも・・・という気がしないではなかったのですが、細くてコシのある稲庭うどんはやはり冷やし麺に限る!!と個人的には思うのですよ。
こちらは通常の醤油ベースの汁とごま味噌汁にジャージャー麺風の肉味噌うどんが味わえるというお得メニュー。
セットに肉味噌うどんが入ってくるとは・・・意外とこちらのお店。老舗のわりには新メニューに意欲的なようです。
やはり稲庭うどんは喉越しが命。喉越しを味わうには冷たい麺に限ります。
3種類分、しっかり堪能させていただきました。
まあ、伊勢や福岡の柔らかい麺を温かくいただくのもそれはそれで味わい深いのですが・・・要するに食い意地が張っているだけなのです。
あ、そうそう。
旅行記とは関係ないですが、本日は袂を分かった友人の誕生日でした。
もう同じ空の下を歩くこともないでしょうが、貴方の歩く空が晴れていますように。