天保銭日乗-利休庵 外観
一乗谷朝倉遺跡を小一時間ほど徘徊した後、空腹を覚え、目についた看板を頼りに訪れたのが“朝倉の里 利休庵”さん。


朝倉遺跡から一乗谷を一乗谷川に沿って遡ったところにある築130年の古民家を利用した趣のある蕎麦屋さんです。
天保銭日乗-利休庵 内観
店内はこんな感じ。


田舎の親戚の家に寄ったような錯覚を覚える古き良き日本家屋で、庭から吹き抜ける風が心地よい。


のんびりとした時間が流れております。
天保銭日乗-利休庵 おろしそば
せっかくの福井なので、名物のおろしそばとざるそばがセットになった“一乗そば”を注文。


そばもお店の雰囲気どおりの太めの田舎蕎麦で、そばの食感をしっかり味わえる喉越し。


季節のせいか、おろしの辛みは少々抑えた感じで、汁もあっさりとした味わい。


一緒に頼んだ山菜の天婦羅もサクッと揚がっていて、なかなかに美味。


田舎の親戚の家の自家製といった感じの朴訥さが、建物と相まって、またよろしいのです。


贅沢な時間を堪能させていただきました。